ホーム > 西田ハウス社長ブログ 陽当良好ハウス > 2013 > 2月
- 地球温暖化
- 2013年02月12日
飛行機から見る地球は昨今、騒がれている環境問題など感じないほど綺麗です。
少し弧を描いた雲平線は、もう少しで宇宙なんだと錯覚するほどです。窓側の座席は
その、もう少しで宇宙が体感できます。せっかくの空の上ですから、その時でしか感じられない
体験をしたいと思っています。
昼間に見る地球は本当に綺麗で雲の無い日には地上が立体的に映り街並みや森林、
富士山までもが模型のように見えてきます。逆に夜のフライトでは地球に寄生した虫の
ようにも感じます。きらきらした夜景も綺麗ですが、私には寄生虫にしか映らないようです。
先日、NHKの番組で地球温暖化の影響でシロクマが絶滅の危機にあると報道されて
いました。北極圏の氷がこの4年間で半分程度になったとか。凍るはずの海が凍らない
ことでシロクマの餌が無くなったとのこと。しかも活動できる面積も減るわけですから
オス同士の無用な争いから負傷するシロクマも増えたとか。
我々の生活の中ではあまり感じられない地球環境の問題。日々の生活の中では
異常気象とは言え死を覚悟するほどではありません。夏の暑さも確かに厳しくなりましたし
冬も今年で言えば異常に寒い。日々、感じることは北極圏の環境の話でなく、仕事の話、
友達の話、今日の出来事、国家は国家競争の中では環境よりも国益。映像だけでしか
見たことのない北極圏でシロクマが生きるか死ぬかの瀬戸際であったとしても、それを
本気で助けようと思う人がどれだけいるのか?
中国の環境破壊のニュースが毎日のように流れるものの、地球環境の話ではなく日本への
影響は?と続ける。きっといつか、そうした影響が地球規模で出るはずだと思います。
そうならないためにも環境に良いとされる低エネルギーの商品に変えてもらいたい。
LEDライトを代表に資源を大事に使うための方法に切り替えてもらいたい。次世代に取り組む
のではなく、今すぐに取り組みたい。
北極の氷がすべて溶けると海水面は6㍍も上昇するそうです。すべての氷がなくなると
海に海流が出来ないようです。海流が無くなると今の魚の半数以上は絶滅するそうです。
その時にはシロクマは絶滅しているでしょう。もしかしたら人間も絶滅するかもしれません。
そうならないためにもエコ活動は必須だと思います。環境に優しい建材もどんどん増加中
です。人が生きてゆく最低限の環境破壊は仕方ないと思います。次世代に素晴らしい環境
を残すため、地球に優しい暮らし方をしてみませんか。
シロクマが増えるように・・・
