- 決断力、新たな価値観。今、不動産業界に求められるもの
- 2009年03月31日
金融危機による不況の影響は予想をはるかに超え、すべての人に関わってきています。神奈川県内の不動産市場も例外ではありません。春の引越しシーズンを振り返っても、オフィス物件から住居物件、学生向け物件にいたるまで、その影響が如実に現れています。
このような状況のなか西田コーポレーションに必要なのは、今までの概念を覆して判断すること、そして変化に対応した決断力だと感じています。現在の空室については「思い切って値段を安く設定し、なんとか入居していただくことを優先する。」、あるいは「どこよりも使いやすくリフォームした物件として紹介していく。」というように、お客様のご要望にすばやく応えられる決断力が求められます。
また、新たな価値の創出も必要になってきます。西田コーポレーションでは、駅徒歩圏の新築マンションでも集客が厳しいこの状況のなか、本厚木駅から離れた郊外、東京農業大学さんの裏に新築のアパートを建てています。駅徒歩圏の新築マンションでも厳しいのだから、郊外はもっと厳しいだろうと思われるかもしれませんが、1R、14室、完成前に満室となりました。駅からは遠いですが、この物件の価値は、大学から近い、閑静な住環境、眺望の良さ、日当たりが良好、自然が近くにあること、などにあるのだと思います。駅前の新築物件が厳しい状況の一方、郊外の新築物件が完成前に満室となる。ここからわかることは、皆が駄目だと言っている状況のなか、しっかりと価値あるものを提供できれば、成果はあがるということです。
今まで不動産業界は恵まれてきました。造れば売れる、建てれば貸せるという状況が続いてきたなか、買い手・借り手市場になったとしても、少しの付加価値でお客様に喜んでいただけました。しかし、混沌とした社会情勢のなか、お客様の価値観が急速に変化しています。思い切った決断をしなければならない時代になったのです。
今までの概念を覆してでもお客様のご要望にお応えできる決断力、不動産の価値とはなにかを改めて模索すること、こういったことが今不動産業界に求められていると感じています。
