- 企業理念は言葉によって共有される。
- 2009年06月23日
企業理念として「お客様第一主義」は、多くの企業がその旗印に掲げています。
それにも拘らず、お客様に支持されず消え去る企業が少なくありません。
努力が足りなかったのか? 表向きのスローガンに過ぎなかったのか?
精一杯の努力をしていると思いますが、簡単には認めてもらえない社会になっています。
少子高齢化により縮小する社会ですが、需要が減るにも拘らず供給は拡大し続けようと努力しています。このような不均衡な時代には、需要者の選択眼がより厳しくなっていきます。我々企業側にとって、これまでのお客様満足基準では支持を得られない状況なのです。
常に今以上の「お客様満足」を追求し、日々進化してゆかねばならないと考えています。
西田コーポレーションの会社設立当初は、日々の仕事に追われていました。生き残るために、今日の売り上げが最重要課題だったのです。社員が20名を越えた頃、それまで漠然と共有していた会社の考えや方向性が、人によって違い始めている事に気付かされました。文字にして明確な目的・目標を示す必要に迫られます。
その時の「企業理念」が以下のとおりです。
常に新しい可能性を追求する私たちは
培った信頼を基盤に
多面的なサービスを通じて
価値ある環境と豊かな生活文化の実現に
貢献します。
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現在の幹部社員から、これではピンとこないということで、新たな「会社方針」を作り肉付けしてくれました。
私の想いが確り伝わり表現されていて、驚きと共に大変な喜びです。
その一部が、以下のとおりです。
一 地域密着主義に基づき地元の信頼を築き、お客様に真心のある対応とサービスを提供し真の満足を提供する。お客様第一主義がここにある。
二 全ての社員が幸せを感じ人格の尊厳と尊重を認め、人材育成による組織つくりと育成を行い自己実現に向け挑戦してもらう。社員の社会生活が充実する。
三 総合不動産を目的として不動産に関わる業務を徹底追求し、トータル的サービスを提供する事で地域貢献をする。地域活性はその努力なり。
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この他に、短い言葉で一層分かりやすい「社訓十か条」も作ってくれました。
言葉とは不思議な力を持っています。朝礼時に社訓を唱和しながら、ふと業務の誤りに気付く事があります。その都度、幹部会議で意見すると、直ぐに現場での改善として反映されるようになってきました。理屈や説明が少なくても、共通言語として機能し始めるのでしょう。会社全体が企業理念に向かって、ぶれずに動くようになります。
最近、全社員参加による「理念勉強会」をスタートしました。社内における部門や立場によって、お客様への対応が違っていては不信感を招いてしまいます。常時、全てのスタッフが、同じ考えで一致していなければなりません。あらゆる角度から刻み込み、何度も上書きを繰り返すことが必要です。
社会的責任を全うし続ける企業になるために、この基本的な考え方や理念が、営々と引き継がれていくことを切望しています。