相続税調査にAⅠ導入へ

今年の夏から、相続税の税務調査にAIが導入されるようです。調査先の選定に先立ち、申告漏れや脱税の可能性が見込まれる“高リスク納税者”を、AIが分析、抽出するという。相続税の申告書や過去に提出された財産債務調書などの各種調書をAIが分析し、申告漏れの可能性を採点し、調査先の選定につなげるという。2023年以降に発生した相続がAI活用の対象となるようです。
国税庁の資料によれば、23事務年度に行われた相続税の実地調査のうち、何らかの非違があった割合は84.2パ-セントと極めて高く、是認されたのは15パ-セントにとどまり、1件当たりの追徴税額は859万円となっています。今後A Iが導入されることで、この数字も今後増加していくことが予想されています。
岡 実 税理士プロフィール
岡税務会計事務所 所長税理士登録 | 昭和58年3月 |
所属 | 東京税理士会 蒲田支部 |
TEL | 03-3735-3820 |
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