コロナ禍に影響された2020年と2021年これからの動き その1

いまだ感染拡大が収束しない中ではありますが、昨年を振り返りながら今後の動きを考えていきたいと思います。
2020年10~12月、成約数は約2割減だったが、その分2月~3月にずれこむと予想。
成約数は例年に比べると約2割減。その大きな要因となったのが、大学生の様子見です。ですが、現在は一定数動いており、そこまで悲観的になる必要はないと考えています。
また、文部科学省から示された授業の実施方法について、直接対面による学生・教職員の交流も重要な要素であるということに対して、各大学は感染防止を徹底しつつ基本は対面授業で状況によりオンライン授業でも対応できるようにする方向で動いています。
テレワークが進み、部屋探しは通勤のしやすさ重視から快適な居住空間重視へ
コロナ禍前は、職場にできるだけ近い場所でお部屋探しをする人が多い傾向でした。
最近は自宅で仕事をする人が増えている関係で、「同じ賃料でも、仕事部屋が欲しい、部屋数をより多く」という点を重視して、都心に住んでいた層が本厚木や秦野などでお部屋探しをしています。

仕事専用の部屋を探したいといった新しいニーズも。

自宅だと家族がいて集中できない...でも会社ではテレワークを推奨している...。そんな方が、日中仕事だけをするお部屋を探しているケースも出てきました。こういった場合は、初期費用が抑えられる家具・家電付きが喜ばれることもあります。

例年通りとはいかない時だからこそ考えておきたい退去を減らす工夫
時期がずれた動き・新しい動きはあるものの、感染拡大が続く場合は、先が読めない部分もあります。そこでこれまで以上に注視しておきたいのが、退去をいかに減らすかということ。「この物件は住み心地がいい・入居者に配慮している」と感じてもらえることが重要です。
退去を減らす対策の一例

●エアコンのクリーニングを入れる
●修繕要望があったらすぐに対応
●更新時、さまざまな商品の中から選べるギフトカタログをプレゼント
●インターネットの回線スピードを上げる
●入居者のニーズに耳を傾ける
物件ごとに適した対策は異なりますが、実施することで防げる退去もあります!
時代に合わせたNISHIDAの取り組み

お部屋探しをしたいけれど、コロナ禍では移動や人との接触は最低限にしたい…そんな要望にもお応えできるように、WEB上で内見や申込み、重要事項説明などができる体制を整え、取りこぼしのないようにしております。
また、スムーズな成約につながるよう、物件情報を入力すると周辺相場や成約事例などをもとに適した賃料を算出してくれる「AI査定」というサービスを始めました。コロナ禍に限らず新しいものを取り入れ、柔軟に対応し時代に即した提案をし、しっかりサポートさせていただきます。