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ジリジリ…の夏

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ジリジリ…の夏

 頭の上からジリジリと容赦なく照りつける真夏の太陽。

 今年は特にその勢いが強いようで、86日付けの報道では明治時代に観測が始まって以来初の7日連続での東京の最高気温35超えということで、この記録が日々更新されていく大変な夏になるのではないかと危惧しています。

 信じられないくらい暑いのは、われわれのお膝元の厚木でも同じで、連日うだるような暑さ。そのまっただなか、8月の1日(土)、2日(日)の両日に恒例の「鮎まつり」が開催されました。

 「鮎まつり」は、厚木エリアにおいては地域最大のイベントで毎年50万人もの人で賑わいますが、今年は特に厚木市制60周年記念ということもあって、市をあげての盛り上がりを見せました。厚木中央公園を中心にミニライブやショーなどが開催されるのですが、なんといってもそのハイライトは夜空を彩る花火。今年は1万発の花火が上がるということで、これは県内最大級となっています。

 このイベントには、われわれも毎年微力ながら協力させていただいているのですが、それはもっぱら裏方としての役割りで、屋台出店の準備、販売手伝い、片付けなどがメインとなります。花火の提供企業として協力するというカタチもあるのですが、私自身は花火に協賛金を出すより人的協力を行うほうが好きなのです。汗を流して黒子に徹し、いつもお世話になっている地域に恩返しをするというスタイルのほうが、我が社らしいと思っているのです。

 夏のイベント協力は「鮎まつり」だけにとどまりません。東海大学エリアでは、サマーフェスタでスタッフが若い力を発揮して地域に貢献したと聞きました。さらに、厚木においては820日(木)と21日(金)に開催される「あつぎジャズナイト」でも同様のサポートを行います。こちらは焼鳥店などの出店協力とともに、カブトムシの無料プレゼントを行う予定で、生きたカブトムシを獲得するために深夜からスタッフが山野を駆け巡っていると聞いています。

 

 このような地域貢献活動は本当に大切なことで、イベント協力を通じてお客様との繋がりや地域との連携を肌で感じることができ、これが日常の仕事に活かされてくるので企業としても惜しみない協力を行いたいと思うのですが、一方で業務との両立というところも考えてしまいます。

 そのうえ8月は、各社員がまとった休みを取ることが義務付けられている月でもあります。いつも忙しいのだからたまには子供たちと楽しく過ごしてほしい、長く顔を見せていない両親に元気な姿を見せに行ってほしい、年度後半からの繁忙期に向けてじっくり休んで英気を養ってほしいそんな思いを持ちながらも、その一方でイベントや休みが多い8月だからこそ、創意工夫して目標収益をしっかりあげてほしいと思う経営者としての自分がいます。

 そんな思いで週一に行う全体朝礼では、しっかり休んで、しっかり地域貢献をし、そして売上げもキープ!! という矛盾を叱咤激励という形で吐露して、社員の意識の混乱を招いてしまったりします。矛盾はわかっているのです。ですが、社員全員の生活の安定に責任のある経営者としてはそう言わなくてはなりません。

 

 「夏」。 私の心もジリジリしています。

 今月からは、不動産売買などを担当する開発1課の部署に新しい管理職を迎えました。新しい血を注ぎ込むことで、忙しさを理由に停滞気味だった会社全体の動きが活発化していくのではないかと期待しています。

 ジリジリがワクワクに変わる日が早く来ればいいなと思っています。

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