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新規開設した橋本店舗

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新規開設した橋本店舗

 猛暑だった今年は、秋の訪れが早いようです。

 夕刻ともなれば涼しい風が吹いてきて、草むらで鳴く虫の声が夏の終わりを声高に告げる、そんな9月のスタートとなりました。

 そんななか、我が社の7番目の営業店となる橋本店が821日にオープンの運びとなりました。

 これは長年にわたって切望してきたことで、激戦区だけに店舗にふさわしい物件がなかなか見つからず、ずっと棚上げを余儀なくされてきた計画でした。それがこの夏、格好の場所が見つかり、晴れて新規店舗開設となったのです。長年の夢が成就し、私としては嬉しくてならないというのが隠さぬ事実です。

 

 そもそも我々が主にサービスを展開しているのは、神奈川県の県央と呼ばれる地域。小田急沿線の厚木、秦野、海老名、相模原などが対象となります。これらのエリアに穴を開けることなく面で展開していくことで効率よく業務を行えるようになると考えていましたが、相模原についてはしばらくの間、手付かずのままでした。「相模原にお店はないの?」「相模原の物件もお願いしたいのに」そんな声をどれくらい耳にしてきたことでしょう。しかし駅前エリアで店舗に相応しい物件は見当たらず、「その計画はあるのですが」「検討中なのですが」と歯切れの悪い返答を重ねてきたそんな長い経緯があります。

 それがここにきて、念願の新店舗オープン、しかも学生の利用客が多いターミナル駅、橋本駅エリアでの進出となったのです。これは当社にとって、実に8年ぶりの新規店舗オープンということで、私の心がいかに高揚しているかはお察しいただけるものと思います。

 

 さて、そんななか、賃貸住宅の営業店を新規開設して大丈夫なのか、という声が聞こえてくることがあります。

 借り手市場となり、礼金敷金はもとより、もはや仲介手数料や敷金までご契約者様からいただきにくくなっている時代に、どのように運用していくつもりなのか、ということだと思います。

 お客様の数が減り、反対に物件の数が増えて、需給バランスが崩れてきているこんな時代だからこそ、営業店が必要なのだと私は考えています。需給バランスの崩れでいちばん困っているのは、賃貸住宅をお持ちのオーナー様です。苦難の道を強いられているオーナー様の力になりたい、その思いを実現するには営業店を強化し、力強くお客様をご紹介していくしか方法はないと思っています。

 オーナー様が望んでいるのは、安定した賃貸住宅経営です。それにはお客様のご入居が前提となってきます。そのためには、営業店が力をつけ、多くのお客様をご紹介していくことが重要になります。

 もちろん、少子化と産業の空洞化が叫ばれる昨今で、需要は年々小さくなってきていますから、通常通りの努力を行っていたのでは、お客様に来ていただくことはできません。頭をひねって創意工夫し、額に汗して努力することや、誠実に業務と向き合う姿勢が必要となってきます。

 

 821日に新規開設した橋本店では、オープニングの3日間で思いのほか多くのお客様にご来店いただき、このエリアでの皆様の期待の大きさに改めて襟を正す気持ちになりました。

 待望の相模原エリア進出ですが、なにしろ激戦地でのデビューとなります。その道は並大抵の努力では拓いていかないことは、重々わかっています。

 ですが、この新しいチャレンジが会社全体に新しい意気込みと緊張感あふれる風を吹き込んでくれるであろうことを、大いに期待しています。

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