キャッシュレス利用の注意点

消費税の10パーセントへの値上げに合わせ、キャッシュレス決済にすると、2パーセントないし5パーセントのポイントが還元されます。一方、酒類と外食を除く飲食料品を購入すれば、消費税は軽減税率の8パーセントで済み、中小企業で飲食料品を購入すれば、ポイントも合わせて合計7パーセントもお得という制度だそうです。
でも、キャッシュレス特にクレジットについては、2点ほど注意したい点があります。一番は、クレジットはどうしても使い過ぎてしまうことがあり、やもすればクレジット依存症になる危険性があります。リボ払いという言葉を聞いたことがあるかと思います。これは、例えば200万円をクレジットで使っても、毎月1万円払えばよいという制度です。便利ですが、借金漬けになることが多く、最近自己破産を申請する人によく見かけるケースです。また、クレジットを使っていると、クレジット番号や暗唱番号、セキュリティ番号の漏洩は捨てきれないことです。クレジットで使える限度額を低くして、暗唱番号やパスワードをたえず変更しておくことが必要となるかと思います。
これからは、キャッシュレスを上手に使いこなす知恵を身につけることが必須だと思います。一方、私は高齢者の仲間入りをしていますので、キャッシュレスは最低限にして、小銭を数える方法=現金決済を多用して行きたいと思っています。
山本弁護士プロフィール

山本安志法律事務所所長(所属弁護士=8名)
弁護士暦 | 44年 |
年齢 | 68歳 |
簡易裁判所調停員 | |
相続アドバイザー | |
趣味 | 風景写真 山登り マラソン |
TEL | 045-662-6302 |
HP | ホームページ |