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NISHIDA
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安堵と失望の9月

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安堵と失望の9月

 オリンピックが終わり、パラリンピックと4回目の緊急事態宣言のさなかに9月がやってきました。
 新しい季節がやってきても、何の希望も高揚感もないという状況がもうずっと続いている気がします。新型コロナウイルスの影響がこれほど長引くとは、誰が想像したでしょう。
 毎日発表される感染者の数は驚くべきものですが、いつの間にかそれにも慣れ、ただため息とともに月日が流れていきます。



オリンピックの置き土産

 思えばオリンピックの興奮と感動は、過ぎてしまえば悲しいかな一過性のものだったと言わざるを得ません。
 そうして、オリンピックが終わって残されたのは、感染者のおびただしい数です。
 なかでも神奈川県の感染者数は、人口比で言うと東京を上回るのではないかと思われるほどの爆発的数字です。
 特に夏休みの間に、友人と会って、家族と顔を合わせて感染してしまう人が急増し、当社でも8月には休み明けに発熱した人がとうとう現われてしまいました。
 早速医療機関を受診してもらったところ、やはり陽性の結果が出てしまい、そこから会社としての対応に追われる日々となりました。
 デスクの位置が近いスタッフ全員にPCR検査を受けてもらい、万が一の感染の有無を調べるとともに、自宅待機を行っている患者の状況を頻繁に電話で確認。
 厚労省は、マスクと手洗い、換気の徹底を声高に訴えていますが、これを遵守していたおかげで社内でのクラスターはありませんでした。やはり、この基本的な対策は効果があるのだなと、改めて思い直しました。


 当社では、今回の発熱騒ぎで総務のスタッフが大変よく活躍してくれました。
 迅速に手配し、待機の指示を出し、残ったスタッフにさらなる感染対策を示して、大げさではありますが危機から会社を守ってくれました。
 この場を借りて感謝の言葉を伝えたいと思います。

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