Face to Faceの重み

サイコロを投げて前進したかと思うと、また振り出しに戻る。そんな生活を全国民が強いられています。それがまもなく3年目に入るのですから、もはや言葉がありません。
現在のコロナの主役は、感染力が強い代わりに感染しても重症化しにくいオミクロン株です。
再び「まん延防止重点措置」が神奈川県でも適用されて、またまた飲食店での酒類の提供時間の短縮です。
我々もテナントとして入っていただいている多くの飲食店をお客様として抱える身なので、ただただ気の毒なばかり。政府や自治体からの保証金も微々たるものなので憤りを感じます。
リモートでは伝わらないもの
そんな不安を抱える中で、つい先日西田オーナー会会長と対談を行う機会がありました。
西田オーナー会とは、当社にビルやアパートの管理などをお任せいただいているオーナー様の組合のようなものです。私たちとオーナー様が互いに理解し合い、助け合い、アイディアを出し合って、未来を切り拓いていこうという趣旨のもとに設立されました。また会長をはじめとする役員の方々はボランティアで引き受けていただいております。これまで、オーナー様のアイデアにより、勉強会や見学会、親睦会などの催しを行ってきましたが、最近はコロナ禍の影響により活動も控えめとなっておりました。
今回の対談は、出来うる限りの感染対策を行い、対面での開催が実現しました。この様な状況下にも拘わらず、快く応対いただいた会長には感謝の念しかございません。対談では様々な議題について語り合い、ご意見を頂戴しました。その内容も素晴らしく、感銘を受けた次第です。
実際に顔を合わせて挨拶をする、目を見てお話を伺うことができる。たったそれだけのことで、なんと互いの心が通じ合っているような穏やかな心持になることでしょう。
やはりこれは、リモートでは得られないことで、会話の端々でのうなずきや、熱量を表した所作は、パソコン画面などでは伝わり様が無いからなのでしょう。
血の通った信頼
人間は誰でも目に見えない「気」というものをまとっています。
その気を身近に感じて語り合い、目と目を合わせてうなずき合う...それでこそ互いに深い信頼関係が結べるのだと思います。
「信頼」...大切にしたいと心の芯から思いました。