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NISHIDA
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正しいことを行う秩序

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正しいことを行う秩序

 桜の便りが待ち遠しい3月となってきました。
 いつも私はこの場では嬉しいこと、希望的なこと、勇気づけられることを書きたいと思っているのですが、どうにも世の中が、世界がそれを許してくれないようです。
 いまいち盛り上がりに欠けると言われていた北京での冬季オリンピックが終わって、日本選手の活躍にそれなりに感動していた私なのですが、閉会式が終わるとほぼ同時にロシアのウクライナへの侵攻が始まりました。
 これに私は大変なショックを受けてしまいました。なにしろ、平和の祭典であるオリンピックの開会式に合わせてプーチン大統領が中国を訪れ、にこやかに笑っていたのに、その陰でそんなことを考えていたことが分かってしまったからです。
 戦争と平和がこんなにも近くにあるとは、驚きのひとことでした。



フェアプレーの大切さ

 それにしても、こんなことがこの21世紀に起こるんだろうかと困惑してしまいます。
 今回のロシアの行為は、武装もしていない国に一方的に侵攻するという完全なルール違反です。
 たとえばロシアがひとつの企業だとしたら、そんな会社は世間の非難を浴び、社会的な制裁を与えられることになります。
 いついかなる場合も、企業や個人はフェアアプレーの精神を持ち、ルールを守って切磋琢磨していくことが求められます。
 コンプライアンス遵守の経営指針は、企業活動の基本中の基本であるはずです。



秩序ある世界のために

 さて、自国の利益のために守るべきルールを破って軍事行動に出たロシアに対して、国際社会はどう対応していくのでしょう。
 世界各地ではロシアの行為に対する抗議活動が行われ、各国はスクラムを組んで経済的な制裁に乗り出しています。
 地球上のあらゆる人々がロシアに対してNOを突きつけ、ロシア国内であっても反発する人たちが出てきています。
 みんなで力を合わせてペナルティを課し、このような真似をする国が出てこないようにしてほしいと思います。
 正しいこと、秩序あること、公明正大であることが、きちんとまかり通る世界であってほしいと、次世代のためにも切に願います。

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