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賃貸満室成功事例#12

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賃貸満室成功事例#12

駅から徒歩8分のところにある築浅物件の満室成功事例編




状況

大学生向けの賃貸アパートとして建てられた本物件。コロナ禍で授業のスタイルが多様化し、リモート授業と対面授業が併用となっている昨今、想定よりも登校回数が少なくなったということから、2022年の6月と12月に解約。9戸中2戸が空室となってしまいました。2019年12月築ということもあり、設備等を全体的に見直す、リフォームをするといった空室対策ではなく、他の方法を考える必要がありました。


対応

「お部屋探しでは、共用部分もしっかり見られている。第一印象が重要」という側面から、共用部分をきれいにする施策をご提案。1戸が空いてしまったあとの10月に共用部への高圧洗浄を実施し、約3年間蓄積された汚れや泥を除去いたしました。また、ネット環境を無線LANに変更し、引っ越し当日から手続きなしでインターネットが使えるようにブラッシュアップ。2戸が空室の状態になった2023年1月には、家電3点セット付き(電子レンジ、洗濯機、冷蔵庫)で募集をかけたところ、即問い合わせが入り、1月中には晴れて満室となりました。


共用部を高圧洗浄して見た目を改善。無線LANと家電3点セット付きで満室に。

築浅で空室が出てしまった場合は、古さを改善するのではなく、他の方法を考える必要があります。今回は築3年ということで、建物の強度やデザイン、室内の設備などに問題がなかったものの、雨風にさらされてきたことから、共用部にはそれなりの汚れが蓄積されていました。最近は、インターネットのマップ情報から、物件の外観がチェックできます。内見前にチェックされてしまうことは必至で、共用部分が汚れている状態では、その時点で敬遠されてしまうことも。その点をクリアにし、さらにネット環境を無線LANに変更、家電3点セット付きにしたことでスムーズな入居へとつなげることができました。



定期的なメンテナンスがポイントになった築古物件の満室成功事例




状況

近道商店街のエスカレーター付近にある学生向けの賃貸アパート。昨年の年末の段階で11戸中6戸が空いているという状態で、早急に空室を解消するための対応が必要になっていました。大学生向けの物件として周辺には新築や築浅物件がある中、本物件は1976年(昭和51年)築と、築年数においては勝ち目がありません。少子化によって、今後学生が減っていくことも踏まえ、本物件に適した空室対策を考えることになりました。


対応

まずは築年数や立地、周辺の物件とのバランスも考えながら賃料を見直し、数千円ダウンさせて貸し出すことにしました。また、本物件は定期的にメンテナンスを実施していたため、築年数の割にはきれいな状態がキープされていること、バス・トイレ別、ネット使用料無料などのプラス要素があることを前面に出して募集を実施。さらに、43型4KTV+FireTVstick(※)付きというのも特徴として打ち出していきました。すると、これらが功を奏し、次々と契約が決まってあっという間に満室に。ほぼ半分空いていたという状態、かつ長いものになると3年以上空室になっていたにもかかわらず、短期間で脱することができました。
※stickをテレビもしくは液晶に接続し、Youtubeなどのコンテンツが大画面で楽しめる装置です。


築年数を感じさせないこまめなメンテナンスと適切な賃料の見直しがポイントに。

「築年数が経過していているから、賃料を下げて募集をする」という対策をとっても、物件の状態があまりよくない場合は、なかなか決めることができません。本物件は、築40年を超えていますが、オーナー様がこまめにメンテナンスや修繕を実施されていたというのが満室になったポイントでもあります。建てたばかりのころはもちろん新築で、特に対策をしなくても決まるかもしれませんが、物件を所有したら、「物件を長生きさせるには」という視点で対策をしておくことが重要です。賃料についても、当初のままでは立ち行かなくなることもあります。適切なタイミングで見直し、空室を回避していきましょう。

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