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貸店舗探しの実態調査! 厚木エリアのテナント動向

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貸店舗探しの実態調査! 厚木エリアのテナント動向

貸店舗探しの実態調査!

厚木エリアのテナント動向

今回は、不動産情報サービスのアットホーム株式会社が2023年1月20日(金)~23日(月)に実施した「貸店舗探しの実態調査※」の結果をご紹介しながら、厚木エリアの動向をお伝えしていきたいと思います。
※過去2年以内に仲介会社を通して貸店舗を借りたことがある21~69歳の男女を対象に、貸店舗の探し方、条件・設備、不動産会社に求めることに関する調査をインターネットにて実施。※対象は、飲食店200名、飲食店以外200名


貸し店舗の探し方

Q.店舗を借りた場所はあなたとどんなつながりがある場所ですか?


参照元:アットホーム https://athome-inc.jp/news/data/questionnaire/kashitenpo-202304/「貸店舗探しの実態調査」より (複数回答)
「自宅の近く」が約3割
飲食店・飲食店以外ともに「自宅の近く」が最多となっています。次いで「自宅の最寄り駅近く」、「職場の近く」という結果です。収益や他人の紹介というよりは、知り合いなどの集客が見込めそうな土地勘のあるエリアでの出店を選んでいるようです。
地元での開業希望は、厚木も同様
個人の方に限ってとなりますが、厚木エリアもグラフ同様の動向が見られるといっていいと思います。出店する方は厚木が地元という方も多く、「知り合いから輪を広げて集客していく」という流れを見込んでいるようです。


貸店舗の立地条件

Q.借りた店舗の立地条件について当てはまるものをお答えください。

参照元:アットホーム https://athome-inc.jp/news/data/questionnaire/kashitenpo-202304/「貸店舗探しの実態調査」より (複数回答)
「駅前立地」が最多、飲食店は人通りの多さが優先される傾向
立地条件は、「駅前立地」が首位に。飲食店は次いで「商店街」「繁華街」と人通りの多さが優先され、飲食店以外は「住宅街」「商店街」と続いています。
駅から離れた住宅街の近くなど、集客が見込める場所での出店も多い
駅近というこだわりがないケースも多く、集客が見込め、賃料が駅近に比べて安い「妻田エリア」は、地元民だからこそ知る魅力をメリットに感じ、出店を希望される方も多いです。駅近の商店街になると、ナショナルチェーンやFC店などの出店希望が多くなっています。


貸店舗の環境や設備の条件

Q.物件の環境などの条件で重視したことを教えてください。

参照元:アットホーム https://athome-inc.jp/news/data/questionnaire/kashitenpo-202304/「貸店舗探しの実態調査」より (複数回答)
Q.物件の仕様・設備などで重視したことを教えてください。

参照元:アットホーム https://athome-inc.jp/news/data/questionnaire/kashitenpo-202304/「貸店舗探しの実態調査」より (複数回答)
「日中の人・車の往来」「最寄駅からの距離・道のり」を重要視
「日中の人・車の往来」「最寄駅からの距離・道のり」が他を引き離して上位にランクイン。物件の仕様・設備に関しては、「物件の面積」が首位になっています。
必ずしも「出店=駅近」ではない
環境では、駅から遠くても問題ないという方もいらっしゃいます。「駅近の路面店では賃料を支払うのが難しい」、「駐車場が必要なので自ずと郊外になってしまう」、「固定客がついているので、駅近でなくても構わない」などがよく聞かれる理由です。
賃料やキャパシティーの側面から、面積について条件を挙げる方は、厚木でも多い傾向です。エントランスは「会社の顔」と考えている企業が多く、事務所使用の場合はしっかりメンテナンスされていないと、候補から外される傾向があります。業務用厨房に設置する「油脂分離阻集器」(グリストラップ)の有無を条件に入れる方はあまりいませんが、オーナー様の中には、テナント側が快適に使えるよう、半年に1回高圧洗浄を入れて、しっかりと管理されている方もいらっしゃいます。駐車場有を希望するのは、主に事務所を借りる企業です。



不動産会社に求めること

Q.店舗を探す際、不動産会社に教えてもらって良かったことは何ですか?

参照元:アットホーム https://athome-inc.jp/news/data/questionnaire/kashitenpo-202304/「貸店舗探しの実態調査」より (複数回答)

参照元:アットホーム https://athome-inc.jp/news/data/questionnaire/kashitenpo-202304/「貸店舗探しの実態調査」より (複数回答)
教えてもらってよかったことは「街の特徴」
「街の特徴」が最多という結果に。さらに飲食店では、人通りに関する情報、飲食店以外では、「周辺施設」「街の居住者特性」が上位にランクインしています。
厚木に店舗を構えるNISHIDAだからこそ伝えられる情報を提供
街の特徴を伝えるのは、当社としても大切にしていることのひとつです。
特に厚木で初めて出店や事務所を構える方には、本厚木駅の特徴などを次のようにお伝えしています。
・ターミナル駅以外では乗降客数が日本一。よって賃料が県央エリアの中では高め
・乗降客数は海老名駅と同じぐらいだが、海老名のように乗り換え客がいないため、純粋な乗降客数となっている
また、長い間厚木にいないと分からないような出退店履歴、街の変化、今後の開発情報などもお伝えし、物件選定に役立てていただいています。



飲食店を借りた人に聞いた、補助金・助成金とコロナ禍の影響

Q.店舗を探した際、出店に対する自治体の補充金、助成金などの制度を利用しましたか?制度の利用は、出店の後押しになりましたか?

参照元:アットホーム https://athome-inc.jp/news/data/questionnaire/kashitenpo-202304/「貸店舗探しの実態調査」より (複数回答)

参照元:アットホーム https://athome-inc.jp/news/data/questionnaire/kashitenpo-202304/「貸店舗探しの実態調査」より (複数回答)
「自治体の補助金・助成金を利用は、33.0%
自治体の補助金・助成金を利用は、33.0%が「利用した」と回答。そのうち約90%が、「制度の利用は出店の後押しになった」と回答しました。店舗探しにおいてコロナ禍の影響があったという人は10.0%、なかったという人は45.5%という結果でした。
大箱は空いて、小さいところへのニーズが増
コロナ禍の補助金や助成金の利用状況については、テナント探しに直結することではないので明確にお伝えすることはできませんが、厚木市産業振興部にぎわい課の「空店舗出店支援補助金」(=本厚木駅周辺の指定エリアで、3カ月以上空室等の条件をクリアした物件を借りる場合、改装費上限50万円、家賃/月額上限5万円・最大12カ月が補助されるという制度)を利用したいという入居希望者が来店したことはありました。
コロナ禍でも来店数は大幅減ということにはなりませんでしたが、「今すぐに決めたい」というタイプは減ったような印象です。また、店舗、事務所とも大箱は空いて小さいところへのニーズが増えた(※)というのがコロナ禍前後の大きな違いと言えます。そして、コロナ禍での退去は思ったほど多くはありませんでしたが、休業支援金・給付金の支給が終わり、5類に移行しても客足が戻らず、お店を閉めるという飲食店がいくつか見られました。

※乗降客数が約4万人減ったことからも、テレワークが進んだことにより、事務所に出社する人が減っていることが推測できる。よってそこまで大きな事務所が必要ではなくなり、大箱の需要が減っていると考えられる。


今回は、不動産情報サービスのアットホーム株式会社の調査結果を見ながら、アンケート項目にそって厚木の実態についてもお伝えしました。ニーズや現状を正しく理解することは、正しい空室対策へも繋げられます。NISHIDAでは今後も来店者のニーズを的確に把握し、オーナー様の物件とマッチングさせていきたいと考えております。

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