ブログ

NISHIDA
BLOG
株式会社西田コーポレーションNISHIDA BLOG繁忙期へ向けて!厚木、海老名、東海大学前のエリア別、傾向と対策。

繁忙期へ向けて!厚木、海老名、東海大学前のエリア別、傾向と対策。

  • LINEで送る
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
繁忙期へ向けて!厚木、海老名、東海大学前のエリア別、傾向と対策。

新型コロナウイルス感染症が5類感染症に移行し、私たちの生活も徐々にコロナ禍前の状態に戻りつつあります。通勤、通学時間にはラッシュが戻り、中止が続いていたイベントなども再開。賃貸市場も例年の動きが見られるようになってきましたので、今の状況を把握しつつ、これから迎える繁忙期への対策をしておくことが空室解消には重要となります。今回はエリア別の動向や繁忙期へ向けた対策について見ていきましょう。


社会人の割合が多い厚木エリア


傾向①:法人は派遣会社の動きが活発に


派遣会社の動きが活発になってきました。こちらも入居するのは外国籍の方が多い状況ですが、契約は日本の法人です。また、転勤の数はコロナ禍前の水準に戻りつつあり、リモートではなく出社する企業も増えてきました。


傾向②:年内には東京農業大学の推薦入学者が動き出します


多くを占めているのが「東京農業大学」。毎年、高校生と大学生に向けて、「東京農業大学フォレント」という物件情報誌を社内で制作し、合格者への発送書類に同封していただいております。なお、推薦入学での合格者は12月から来店が始まると思われます。


傾向③:外国籍の方や住宅確保要配慮者が増加傾向


社会人の割合が高くなっていますが、これは、工場や大手企業が多数立地しているためです。外国籍の方のお部屋探しも多く、最近は中国やベトナムの方が多くなっています。また、住宅確保要配慮者と言われている「高齢者」、「生活保護受給者」、「母子家庭」などのお部屋探しも継続して増えている状況です。


対策①:学生賃料の発生は3月~を検討。リフォーム工事は早いうちに対応を


12月以降に来店が増えると思われますが、すぐに賃料が発生するとなると、契約を先延ばしにして他の物件に流れてしまうことがあります。これを避けるためには、賃料の発生は、実際に越してくる3月~という条件を受け入れていただくといいでしょう。
また、内見をする際に退去したままの状態になっている部屋では印象がダウンしてしまいます。修繕がしていない物件をお持ちのオーナー様がいらっしゃいましたら、早めにご対応していただき、印象アップを図ることが先決です。


今年度より、学校法人鈴木学園 厚木総合専門学校との提携します!


対策②:外国籍や住宅確保要配慮者の方の受け入れも検討を


外国籍の方の入居をためらってしまう・・・という方も多いようです。これは、「文化の違いによって、ルール通りつかってくれないのでは」、「家賃を滞納したら催促しにくそう」などの不安があるからなのでは・・・と思われます。しかし、少子高齢化を迎えている昨今では、日本人だけの入居だけではまかなっていけない可能性があります。滞納については、NISHIDAはこれまでの実績があり、外国籍の方専用の保証会社を入れております。
また、住宅確保要配慮者の受け入れもご検討ください。高齢者の場合は孤独死などを懸念されていることもあるかと思いますが、厚木市では、週2回の安否確認と費用補償(原状回復・遺品整理費用等を最大100万円まで補償)がセットになった見守りサービス「あんすまコンパクト」を用意しています。大切なのは、現状の動向を見て今後を予測し、対応していくことが重要になってきます。


対策③:法人ごとに柔軟な対応を


法人は、企業ごとに希望条件が異なります。つまり、柔軟な対応こそが法人契約を結ぶカギと言えます。賃料などは譲れない条件というオーナー様もいらっしゃるかもしれませんが、長期間空室が続くほうがマイナスになってしまうケースもあります。法人は条件についてご検討いただければと思います。


カップルやファミリーが多数の海老名エリア


傾向:駅近のニーズが高いが、供給数が不足している状況


各社で行われている住みたい街ランキング等によると、海老名市は上位にランクインしています。相鉄線、小田急線、JR相模線の3路線が通っているターミナル駅ということ、大型商業施設「ららぽーと海老名」や「ビナガーデンズ オフィス」ができ、様々なお店が誘致されていることなどが人気の要因となっているようです。厚木や東海大学前駅に比べるとカップルやファミリーが多く、駅近物件に人気がありますが、供給数が不足しているというのが実情。最初は海老名エリアで探していたお客様でも、大和、相武台前、厚木、本厚木など、範囲を広げて探すという流れがあります。カップルやファミリーが多いことから、他の2エリアに比べて成約賃料は高めです。



住みたい街として注目が集まっている海老名市

海老名駅だけでなく、厚木駅周辺も整備されつつあります。ショッピングモールだけでなく事務所やホテルもあり治安も良く、未来の住みやすい街として注目が集まっています。


対策:賃料や設備を見直し、検討者を逃さないように

海老名をなぜ選んだか、とお聞きする中で多い回答が「利便性の高さ」。移住したい人が増えている街というのもあって、不動産業界も注目しています。ハウスメーカーが手掛ける賃貸物件も盛んに建てられていますが、その特徴として気に留めておきたいのが、設備が充実している物件ばかりということです。
今一度所有されている物件の設備や賃料を見直すこと、そして、懸念点がある場合は思い切ってリフォームをするというのもおすすめです。リフォームをしてもニーズと合致していなければ意味がありません。リフォームの方向性やトレンドを熟知しているNISHIDAにぜひ、ご相談ください。


主に東海大学の学生がターゲットの東海大学前エリア


傾向:学生の動きが早まっている傾向


来店客のほとんどを占めるのが東海大学の学生で、今年は動き出すのが早くなっている傾向です。変化が見られるのは、一般入試の学生の減少。より多くの学生が、内部進学か推薦で決めるようになってきており、お部屋探しが早まっているというのが推測できます。人気のエリアは、大学と駅との中間エリア。次に駅に近いエリア、もしくは大学に近いエリアです。希望条件の優先順位は「立地」。希望エリアでも家賃が希望にそぐわない場合は、探す範囲を広げていくという学生さんが多いです。差別化の要素だったネット無料は、もはやついているのが当たり前となっており、ない物件は敬遠される傾向にあります。



本年も「東海大学フォレント」を発行

毎年の取り組みとして、本年も物件情報誌「東海大学フォレント」を発行。全国にある附属高校にNISHIDAの営業担当が出向き、直接お渡ししています。本誌を持参して来店する学生さんも多くなっており、重要な反響ツールとなっています。


対策:学生のニーズ合わせた対応を

学生がどのような環境で育ってきたのか、そしてどのような設備を求めているのかという点を理解することが重要です。賃貸住宅の人気設備のランキング等で、単身が首位になっているのは「室内洗濯機置場」です。今の学生からすると洗濯機は家の中にあるもというのが常識です。
また、ネットは入居してすぐに無料で使えるものを導入するなど、ネット世代になくてはならない環境の整備は、標準設備と捉える必要があるでしょう。人気エリア外にある物件は上記をクリアし、家具・家電付きで付加価値を付けるとご紹介もしやすくなります。さらに、年内に成約しても家賃の発生は3月からにするなどの柔軟な対応もご検討ください。







●コロナ禍前に戻りつつある動きに、しっかり対応していきましょう!





全体的に来店者数は増加しており、コロナ禍前の水準まで戻ってきています。「家で過ごす時間が長くなった」、「ネットで買い物をする機会が増えた」というニーズに対してネット無料、宅配ボックスなどの設備はもちろん、自宅にいる時間が増えた分、住み心地や住宅性能、共用部分のメンテナンスなどにもこれまで以上に配慮することが求められています。物件ごとに対策は異なりますが、それぞれの最適解を見つけて繁忙期を迎えましょう!

  • LINEで送る
  • このエントリーをはてなブックマークに追加