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株式会社西田コーポレーションNISHIDA BLOG昨年の振り返り 2024年の動向を予測!

昨年の振り返り 2024年の動向を予測!

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昨年の振り返り 2024年の動向を予測!

新年のご挨拶

街中には人が戻り、案内の件数も増えてきています。

謹んで新春のお慶びを申しあげます。旧年中は格別のご愛顧を賜り、厚く御礼申しあげます。
街中には人が戻り、昨年暮れには忘年会をする人の姿を多く見かけるようになりました。感染者が全くいなくなったわけではありませんが、人々の生活は、コロナ禍前の状態におおよそ戻ってきているといっても過言ではないと思います。
相変わらず大箱の入居は様子見の状況が続いています。ただし、駐車場が備わったロードサイドにあるコンビニエンスストアの跡地は、幅広い業態で入居が可能なため人気があります。駅に近い大箱については、分割するなどして空室が解消できた事例がございました。
都心の動きが県央エリアへは時差で表れてくるため、引き続き都心の動向を観察し、将来の県央エリアの姿を見据えておきたいと考えております。
ご案内件数に関してお伝えすると、2023年の下半期は上半期に比べて増加しました。コロナ禍の行動規制が解けて迎える初めての繁忙期にも期待が寄せられます。
本年も時代が求めるニーズに都度対応をしながら、お伝えすべき情報をしっかりと発信させていただきます。引き続きどうぞよろしくお願いいたします。


コンサルティング事業部 部長
アネックス1 店長
津田 雅実




2022年11月~2023年10月に成約したテナントの種別割合と傾向の分析

契約数から割り出したテナント種別の傾向

事務所、飲食はほぼ同じ 数値に。
一昨年の事務所契約件数が50%だったのに対して昨年は47%でした。お問い合わせは多く例年通りと言えます。飲食はコロナ禍の影響のまま、ほぼ横ばいの数値です。ただしマッチングする場所がないのが現状で、居抜きや駅前近くの物件に関しては開いたらすぐ埋まるほど大手の店舗開発担当は常に調査している動きがあります。
福祉事業、主にデイサービスや訪問介護、訪問診療の拠点として使用したいという理由で探されているお客様が多いです。
また、物販は増えつつあり、無人店舗もコロナ禍ほどではありませんが事業として浸透してきているようです。




福祉事業所の問い合わせ成約率がアップ


高齢者向け訪問介護施設の事務所、学童保育など福祉関連の事業者からの問い合わせが目立つようになっています。実際に成約したケースも多く、西田ハウスでスケルトンの状態から施工をお手伝いした事例もございます。少子高齢化が進み、共働き世帯が世帯数の半分以上となっている中、今後はさらに福祉事業の需要が増してくることが予想されます。行政との調整が必要な部分もございますが、これまでの経験や実績を生かして進めさせていただきますのでご安心ください。

美容系の問い合わせがコンスタントに入っている状況


路面店というこだわりはなく、空中店舗、マンションの一室でも問題ないというような条件で探している個人事業主が多い傾向です。美容室、ネイルサロン、まつげエクステ店などその種類は様々ですが、規模に関してはこちらもコンパクトタイプを望むケースが主流となっています。この業種にいえることは人の手が介入するため、人間の代わりにロボットが革命的な技術はまだ現実的ではないことも理由です。美容機器の性能もあがり、レンタルできるも理由の一つです。

コンパクト志向が増加、飲食店のお問い合わせは例年通り。


飲食店を開業したいという問い合わせは入ってきていますが、大箱ではなく、10〜20坪程度のコンパクトな物件を希望されている方が多くなっています。この広さの需要が高いにもかかわらず、現在は供給できる物件が少ないというのが現状です。これは、コロナ禍が明けてからも同様の傾向が続いており、長い間大きな変化は見られません。大箱の飲食店の需要がどうなっていくかは判然としませんが、引き続き今後の動向には注目していきたいと思います。

ITやAIの進化で伸びる業態


パーソナルジムや無人で24時間営業のジムの供給はコロナ禍のピークに比べるとにやや減少傾向にありますが、全体の数は増えています。コロナ禍の影響で健康や美容といったサービスに需要が高まっています。ITやAIの進化により業務が効率化されている反面、そのテクノロジーが対応できない業種、つまり人の手を使う業態が増加傾向にあります。
都内では、大型施設がウィンドウショッピング専用として機能し、ネット販売に対応している他、建物全体が美容、整体、エステ、ネイルなどの業態を専門に取り扱う形態も見受けられます。このような変化が県央エリアでも見られる可能性があり、今後も業界の動向をキャッチしてご報告していきます。


コロナ禍による行動規制がなくなり、多くの人が往来するようになりました。しかし、このままコロナ禍前にすっかり戻るというわけではなく、意識が変わった部分は新しい常識として定着していくかもしれません。まだ、明確に見えていない部分もございますが、問い合わせや接客を通してその時々の傾向を察知し、オーナー様の物件とマッチングさせることに努めてまいりたいと思っております。今後ともよろしくお願いいたします。

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