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連帯感と感動の野球教室

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連帯感と感動の野球教室

 春の足音が聞こえてくる時期となりました。

 今年は大変な寒さが続いていたのですが、やっといい陽気の日が巡ってくるようになりました。しかしながらそこは温暖化が進行している昨今です。暖かさを通り越して暑くなる日も出てきて、今年の桜はどうなるのだろうとやきもきしています。

 そんななか、2月8日に「NISHIDAベースボールアカデミー2025」を開催することができました。

 なにしろ凍えるばかりの寒さが続いていた2月上旬です。なんとかいい天気で迎えたいと願っていたところ、その願いが叶って当日は穏やかな小春日和に。浮き立つ気持ちで会場の厚木市玉川野球場に出向きました。



教わること発見すること

 「NISHIDAベースボールアカデミー」は、普段野球のトレーニングに励んでいる地元中学生の生徒さんに、プロの指導を仰いで技術の向上に役立ててもらおうと開催しているもので、コロナ期間に4年ほど開催を断念していたものが去年再開。今年も大きな問題なく開けることとなり、それだけで嬉しくなるのは数少ないコロナの恩恵と言えるでしょうか。

 そう思っているのは私だけではないようで、協賛していただいた41社のうち半分の方々は当日もお手伝いに来てくださいました。それも運動しやすいウエアやジャンパーに身を包んで、早朝から気合い十分。ありがたいことでした。



切磋琢磨の好機として

 参加してくださった中学生は、15チーム211名。これだけ集まってくださると、大変な熱気です。

 これらの選手たちを、横浜DeNAベイスターズの6名のコーチが、プロの目線で丁寧に指導してくれます。

 守備のコーチングでは、ピッチャーにキャッチャー、内野手と外野手とポジション別に分かれての指導が行われます。

 お手伝いに来てくださっている協賛企業の方々も、ミットを手に中学生ピッチャーの相手をしてくださったり、ボールを集めてくださったりと大活躍です。

 さらに、バッティング、出塁した後の走塁のテクニックなどが、こと細かく伝授されていきます。いつも練習に汗を流している生徒さんたちですが、ライバルチームと一緒にプロならではのコツを学ぶという貴重な機会に、表情は引き締まり、その目は誰しもキラキラと輝いています。

 それはもう眩しいくらいで、私も彼らを見てなぜか涙腺がゆるんでしまいました。



充実と感動のひととき

 昼食のお弁当を食べた後は、中学校対抗のイベントです。ベースランニングとストラックアウトでしのぎを削りますが、中学生だけではなく協賛企業の有志も参加しての競技会になり、大のおとなが負けじと投げたり走ったりで汗を流します。

 これが見ているだけで楽しくて、応援したり感心したり笑ったりしているうちに、あっという間に時間が過ぎてしまいました。

 こうして冬の一日が過ぎ、参加された皆さんが口々に楽しかったと言われて帰っていかれ、主催者としてはこの言葉に勝る喜びはないとしみじみ思いました。

 主催者はわれわれなのですが、多数の協賛企業が集ってこれはもうみんなで作る地域の一大イベントになってきているなあという思いも、今年は深くしました。

 さらに視線を内側に向ければ、何カ月も前から準備してきた自社スタッフの頑張りも頼もしい限りであり、彼らがすべて無事終わって充実感に満たされた顔をしていたのも印象的でした。



 さて、野球を通じて若い中学生たちからフレッシュなエネルギーをもらって、今月もまた仕事にまい進したいと思っています。

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