地域と密接に関わり、自治会の活動をしながら賃貸経営を行っています ~オーナー様インタビュー49~

厚木市内で土地と賃貸アパートを所有されているオーナー様は、サラリーマン時代から賃貸経営をスタートされました。NISHIDAとは20年以上のお付き合いがあり、仲介業務や原状回復工事のサポートをさせていただいています。今回は、自治会活動を通じた地域とのつながりやアパートの維持管理に対する真摯な取り組みについて、お話を伺う機会をいただきました。
厚木市にアパートを数棟所有しています。
この地域では約50年ほど前に区画整理が行われ、私の代では駐車場として活用していました。当時は田んぼや畑が広がるエリアでしたが、次第に住宅やアパート、マンションが建ち始め、周囲の環境も大きく変わっていきました。そんな中、ハウスメーカーの営業の方が建築の提案をしてくださり、「この土地は将来的にアパート経営が上手くいく可能性がある立地ということで「賃貸物件を建てた方が良いのだろうか?」と考えるようになりました。
半年ほどかけて様々なアパートやマンションを見て回り、情報収集を行いました。どのような物件が満室になりやすいのか、住みたいと思われる物件とはどのようなものかを検討した結果、最も重要だと感じたのは「清潔に管理されていること」。特にゴミの管理が行き届いているかどうかが大きなポイントで、この経験を基に、設置場所など管理を重要視した作りを条件にアパートを建築し、賃貸経営をスタートしました。
賃貸経営を始めてから心がけているのは、「入居者の方と接する」ことです。普段から良い関係を築くことで、もしトラブルがあった時にすぐに対応できるようにしています。お困りごとはもちろん、生活の些細なことでも耳を傾け、安心してもらって入居者の方に長く住んでいただけるよう努めています。


お庭を定期的に手入れを行っているオーナー様。そのお庭や玄関には、奥様が趣味で制作された動物や植物などをモチーフにした陶芸作品があちこちにレイアウトされており、訪れる方々を楽しませ、心地よい空間が生まれています。
自治会活動と自主管理で忙しい日々です。
普段はアパートの清掃や草刈り、家の庭の手入れ、畑作業を行う傍ら、地域の自治会役員としても活動しています。このエリアの自治会は周辺と比べて規模が大きく、地域イベントの企画や運営、回覧板に載せる情報誌の作成など、なかなかやることが多くて大変ですね。ですが、地域のコミュニティは私たちが暮らしていく上で欠かせないもので、互いに支え合うことがとても重要だと感じています。その絆があるからこそ、安心して暮らせる地域が維持できるのだと思います。
自治会活動を通じて地域とのつながりを深める中で、経営においても多くの助けをいただいています。例えば、入居者の方の部屋で水道や電気などにトラブルがあった場合、自治会つながりの知人にお願いをして、迅速に対応していただけるのは非常に心強いです。賃貸経営は単なる物件管理に留まらず、地域の人々や環境を大切にし、助け合っていくことが何よりも重要だと日々実感しています。
NISHIDAさんには長年にわたり仲介業務や原状回復工事をお手伝いいただいており、現在のニーズやトレンドについても定期的に報告や提案をいただけるおかげで、満室を継続できています。本当に心強い存在であり、これからも引き続きよろしくお願いいたします。(談)

地域のイベントなどオーナー様ご自身が作成されている回覧情報紙。

民謡が趣味で、月に一度練習を行い、文化会館で発表をしたり、ボランティアで施設を訪れて演奏しているそうです。


共用部も手入れが行き届いており、外壁も数年前に塗装されています。また、10年を超えた設備については、退去のタイミングに合わせて交換を行い、入居者が快適に暮らせる環境を整えることが、維持管理において大切だとされています。