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株式会社西田コーポレーションNISHIDA BLOG学生たちのより良い暮らしを支えるために賃貸経営を行っています ~オーナー様インタビュー51~

学生たちのより良い暮らしを支えるために賃貸経営を行っています ~オーナー様インタビュー51~

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学生たちのより良い暮らしを支えるために賃貸経営を行っています ~オーナー様インタビュー51~

東海大学湘南キャンパス近くで賃貸アパートを経営されているオーナー様。先代の学生寮から始まり、現在は四棟のアパートを所有し、長年にわたり学生たちの暮らしを支えてこられました。より良い賃貸経営を目指し、日々試行錯誤を重ねながら取り組まれています。今回は、学生向け物件の経営の工夫や課題、そして無農薬栽培といった趣味のお話まで、幅広く伺いました。

学生寮から始まった賃貸経営

 当時の東海大学周辺は現在とは異なり、アパートの数が少なく、多くの学生が住まいを求めていました。大学側からも「住む場所を増やしてほしい」という状況で、私や家族も長年、東海大学とつながりがあったことから、「なんとか学生たちを支えたい」という想いで、先代が余っていた土地に学生寮を建てたのが始まりです。
 設備は今と比べるとシンプルでしたが、食事付きで提供していたこともあり、学生たちには大変喜ばれていました。それでも住まいの需要は高く、寮の棟数を増やしながら、忙しくも楽しく経営を続けてきました。学生のエネルギーを感じながら、ときには家族のように接し、卒業や入学のたびにたくさんの出会いがありましたね。
 そんな中で私自身も経営に関わるようになり、先代と相談しながら、時代の流れに合わせて学生寮からアパート経営へとシフトしました。20代で一棟目、30代で二棟目と増やし、約9年前には四棟目を建築しました。しかし今は建築費が高騰し、当時と同じ設備の新築を建てるとなるとコストがかかるため今後は既存物件のメンテナンスを重視して、長く快適に暮らせるよう外壁や共用部、設備の修繕を第一に考えています。




近くの田んぼで無農薬栽培を行っています。無農薬栽培で有名な著名人から直接アドバイスを受け、育てているのだとか。趣味のゴルフも、県央エリアならアクセスが良く、都心に住んでいた頃に比べると気軽に行けるのが魅力だそうです。



入居者と向き合い接していくことの大切さ

 学生が主な入居者なので、苦労することもあります。特に、ゴミ出しのルールや共用部の使い方、夜中の騒音など、初めての一人暮らしではマナーが分からず、注意しなければならない場面が多々あります。学生にとって、実家とは違う環境での生活や社会のルールをすぐに身につけるのは簡単なことではありません。そうした気持ちを理解し、わからないことは教えていくことも大切です。日々の挨拶や何気ない会話を通じて信頼関係を築き、学生たちの困りごとに耳を傾けながら、できる限り改善に努めています。
 学生寮が原点ということもあり、今の入居者が後輩や部活の仲間、付属高校の生徒を紹介してくれるなど、昔の学生寮のように人とのつながりの中でお互いに支え合っていることに実感し、感謝しています。学生のやんちゃな行動に困ることもありますが、話していくうちにその人の人柄が見えてきて、成長を見守る喜びを感じられることも、賃貸経営のやりがいの一つですね。
 NISHIDAさんには主に仲介の面で助けていただいており、定期的な不動産情報の提供やセミナーなど、安定したブランド力に信頼を寄せています。引き続きご支援のほど、よろしくお願いいたします。(談)




物件のベランダ側には芝生が敷かれ、ふかふかとした感触が心地よい庭になっています。設備面だけでなく、住む人の心地よさにも配慮された、オーナー様のこだわりが感じられる空間です。




各物件の共用部には監視カメラを設置し、セキュリティ対策も万全でゴミ出しや共用部でのマナーやルールの遵守を促しています。長年にわたり東海大学の学生たちと向き合ってきたオーナー様だからこそできる、経営の重要なポイントの一つです。

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