ブログ

NISHIDA
BLOG

個人事業主が納める税金

  • LINEで送る
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
個人事業主が納める税金

 個人事業主が納める税金はどのようなものがあるでしょうか。ここ で整理してみましょう。

 個人事業主が納める税金は、所得税、消費税、住民税、個人事業税の4種類です(納税義務が生じた事業主だけが納めることになります)。

 個人事業主の所得税の納付期限は3月15日ですが、口座振替を選択すると支払期限が4月20日(平成28年分)まで延びます。なお、前年分の申告納付額が15万円以上の個人事業主は、7月と11月に納税する「予定納税」を行います。

 消費税の納付期限は3月31日です。所得税同様に口座振替を選択すると期限が延び、4月25日(平成28年分)になります。消費税(国税分)の年間税額が48万円を超える事業主は直前の課税期間の確定消費税額を基に納税する「中間納付」を行います。納付頻度は確定消費税の金額に応じて年1〜11回となっています。

 確定申告すると、6月に住民税、8月に事業税の納税通知書が地方自治体から送られてきます。住民税の納付は一括か分割のいずれかを選択し、一括なら6月、分割なら6月、8月、10月、翌年1月の4回に分けて行います。個人事業税は8月末日までと、11月末日までの2回に分けて納税することになります。

 このほか、従業員を雇用している事業者は源泉所得税、資産を持っている事業者は固定資産税、償却資産税が必要になります。  このように整理してみますと、個人事業主は1年中税金に追いかけられているようですね。

岡 実 税理士プロフィール

岡税務会計事務所 所長

税理士登録  昭和58年3月
所属  東京税理士会 蒲田支部
TEL  03-3735-3820
E-mail  info@oka.zei-mu.com

 

  • LINEで送る
  • このエントリーをはてなブックマークに追加