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株式会社西田コーポレーションNISHIDA BLOGコロナ禍中で起きた変化とは

コロナ禍中で起きた変化とは

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コロナ禍中で起きた変化とは

令和2年4月7日の緊急事態宣言を機に、多くの人々が自宅で仕事をしたり、学習をしたりするようになりました。5月25日に解除されたものの、今後も新しい生活様式を踏まえながら過ごしていく必要があります。
今回は、初めての経験となるステイホーム期間中に寄せられたお問合せやその対策、今後のオーナー様や賃貸営業のあり方についてお伝えしていきます。



ステイホーム期間中に増えた入居者からのご要望とその対策


インターネット通信環境の必要性が明確に


会社や学校で過ごしていた人たちが自宅でインターネット回線を使って仕事や学習をするようになりました。余暇時間においても自宅で動画を見たりウェブサイトで検索したりと、インターネット通信環境の必要性がより高まったと思います。
特にリモートワーカーが求めるのは職場と同様の快適にインターネットがつながる環境でしょう。物件によっては入居者様が無料で使えるサービスもありますので、検討されると良いでしょう。

【対策】今後のことを考えるとインターネット通信環境の導入は必然と言えます。入居者様にとっては無料でインターネットが使える物件が当たり前のようになってくると思われます。
また、テレワークの導入が進めば、ますます必要となるのは目に見えて明らかでしょう。コロナ禍で変化したライフスタイルを快適に過ごせる環境が、これから必要とされています。



上階の生活音、隣室の声がうるさい
(Web会議・仕事の電話など)


学校が休校、かつ外出を自粛している子どもたちの足音、テレワークで自宅で仕事をする人の電話やWeb会議の声などが気になる、という問い合わせが増えています。また、自身も長く自宅にいることで、いつも気にならなかった音が気になりだした…という方もいるようです。
音が気になると、作業に集中できないなどの支障も。今後はこれまで以上に「防音」を重視してお部屋探しをする方が増えるかもしれません。

【対策】騒音の苦情を直接伝えるのは、同じ建物に住む者同士、なかなか難しいものです。
NISHIDAといたしましては、各戸へ文書を配布し、「コロナ禍で自宅で過ごす人が増えているので、今一度それぞれが生活音に気を付けましょう」というような内容で、居住者全員に啓蒙する対策をとらせていただいております。



小さなキズを見つけた。壁紙が汚れている


自宅にいる時間が長くなると、いつもは目につかないところが気になってしまうもの。ステイホーム期間中は「室内で小さなキズを見つけたのですが…」「壁紙が汚れています」など、普段は気にされないような〈瑕疵〉に関する苦情も出てきました。

【対策】ステイホーム期間中は、入居者も普段感じないようなストレスを抱えています。中には単なるお問合せに近いものもあり、必ずしも修繕しなくてはならないというものばかりではありません。
ただし、いかなる場合でも入居者の満足度を上げることは重要。NISHIDAといたしましては、なるべく早く対応し最善の方法をとるようにしております。



新しい生活様式に注力した賃貸営業へ

新しい生活様式とは


新型コロナウイルスの感染拡大防止のために、一人ひとりが3つの基本である、
①身体的距離の確保
②マスクの着用
③手洗い
のほか、「3密(密集・密接・密閉)」を避けるなどの配慮をした生活を送ることが求められています。
また、感染が多いエリアから他エリアへの移動、感染が多いエリアへの移動を控えるなどの対策や、テレワーク・時差出勤を取り入れるなど、働き方に関する意識を変えることも提唱されています。



感染拡大を防止するために、営業店や案内時にNISHIDAが実践していること


【店舗】では...
●入口付近にポンプ式のアルコール除菌液を設置するほか、3時間ごとに店内を消毒。店内は常時換気
●会社から社員へマスクを支給
●入店者は非接触型の体温計で検温
●何かあった際の連絡先としても使用できるよう、リクエストカードへの記入を徹底
●感染拡大抑止を訴求するための貼り紙を掲出
などです。

【案内時】では...
●マスクをお持ちでないお客さまには弊社より支給
●現地の動画をリアルタイムで遠隔地にいらっしゃる内見者へ配信
●車内での密をさけるために、現地集合。車での案内時は、消毒・換気を徹底
●1部屋まるごと消毒するサービスを導入
※オーナー様、入居者様どちらからの依頼にも対応
などです。



来店不要の新しいカタチ。【スマート賃貸】を導入

「スマート賃貸」のサービスとその流れ

①お問合せ・物件のご紹介
お問合せ後は、Web会議システムを利用しヒアリング。希望条件からお選びした物件をご紹介します。
Web会議システムは、NISHIDAがお伝えするアプリをダウンロードすれば利用できます。


②物件の内覧
現地に行くのは営業スタッフのみ。スマートフォンやタブレットを使って外観や室内などを撮影し、入居希望者はリアルタイムで動画をチェックします。
会話が交わせるので、物件の特徴を一方的に説明するのではなく、質問にお答えするなどのやり取りも可能です。


③お申込み
案内したお部屋を気に入ったら、入居希望者はWebプラットフォームへ必要項目を入力してお申込み。入居審査まで進みます。


④重要事項説明
Web会議システムを使って、宅地建物取引士による重要事項説明を実施します。


⑤ご契約・鍵のお渡し
紙でのやりとりや保管が必要な賃貸借契約書は、郵送で対応します。鍵のお渡しもご来店することなく郵送となります。


⑥ご入居


店舗でもさまざまな感染予防対策を実施の上、従来通りのご案内ももちろん行っております。どんなシーンでもお部屋探しがストップしないようなサービスを考え、空室をひとつでも減らすように努めてまいります。


学生・法人のこれからの動きは?

オンライン授業を終えた、気になる大学生の動き


前期はすべてオンライン授業になった大学が 多く、早い段階で一旦退去し、実家に戻る学生の姿も見られました。
後期からは通常授業も少しずつ始まる可能性があるとのことで、それに合わせて部屋探しを始める学生さんがそろそろ出てくるかなという状況です。

解除後の法人の動きは?


状況を様子見していた企業から、「社員の部屋探しをしたい」などの問い合わせが入るようになってきました。
例年4月に実施していた人事異動が7月にずれ込んだという企業もあるようで、今後の動きに期待できます。


【コラム】もしも、入居者がコロナウイルスに感染したら?

賃貸共同住宅の入居者(同居の家族を含む)がコロナウイルスに感染し入院した場合、または自宅待機している場合は?

厚生労働省によれば、入院中・自宅待機中ともに、他の居住者への通知に関する記述がないこともあり、感染者の個人情報・プライバシー保護の観点から、感染者の同意がない限りは通知すべきではないと思われます。



区分所有の賃貸物件で感染者が出た場合は、管理組合に伝えるべきか?

厚生労働省によれば、入院中・自宅待機中ともに、他の居住者への通知に関する記述がないこともあり、感染者の個人情報・プライバシー保護の観点から、感染者の同意がない限りは通知すべきではないと思われます。

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