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賃貸業界の現状と今後の傾向

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賃貸業界の現状と今後の傾向

本来であれば、東京オリンピック・パラリンピックの余韻が残っていた時期。コロナ禍によって中高校総体や甲子園などもなくなるなど、予想しなかった日々が続いています。
そして、日本人の生活や働き方は様変わりし、賃貸業界にも大きな影響を与えています。
今回は、賃貸業界の実情やその中で今後のために認識しておきたいポイントをお伝えしていきます。

緊急事態宣言解除後の来店数は増加傾向


NISHIDAの調査結果になりますが、7月の来店数は昨年同月比で122%という結果でした。
これは、企業が自粛中に控えていた転勤や異動を実施、結婚や同棲などが理由でお部屋探しをする方がいたりなど、さまざまなことに起因しています。

 

大注目の宅配ボックス

NISHIDAが実施した退去者を対象にとったアンケートによると、約3分の1の方が【宅配ボックス】があればよかったと回答。
インターネット通販が活況な昨今、今後も高いニーズが見込まれます。


最近のお部屋探しはインターネットが入口。NISHIDAでは管理させていただいている物件の魅力をしっかりお伝えするために、写真や動画をインターネット上で公開させていただいております。
第一印象が重要になってくるので、そういった側面からも人気の設備を備えておくことは重要です。

来店者数が多くても、いい物件から決まっていくのは変わりません
まずは、人気の設備をチェック・導入し、成約数アップにつなげていきましょう。

進む、テレワークやリモート授業。自宅で過ごす時間も増


介護や育児をしながらでも、離職せず同じ職場で働き続けられるように...など、ワークライフバランスの促進という視点から、政府が進めていたテレワーク。
なかなか導入率が上がらなかったところに引き起こった新型コロナ感染症の拡大よって、一気に広がることとなりました。多くの学生を抱える大学では密をさけるためにリモート授業が導入され、学生は日々レポート提出に追われているようです。

都道府県別テレワークの実施率 ※上位5位

出典元:パーソル総合研究所

自宅で過ごす時間が増えたことから、その点に注目したコンセプトルームの導入も効果が期待できます。
リフォームや設備のグレードアップ以外にも満足度が上がるアイテムを導入することで、物件の差別化がはかれます。


自宅で仕事や学習をしていると、生活音や話し声などが気になりなかなか集中できないことがあるようです。
そんな時喜ばれるのがテレワークスペースやリモート学習スペース。1部屋設けなくても、ちょっとこもれるスペースがあるだけでだいぶ違うでしょう。
また、インターネット環境を整えておくことはもはや必須。無料の物件が増えていますので、その点も認識しておきましょう。

自宅で快適に仕事・学習ができるように【こもる空間】を作るなど、これからの入居者に求められる空室対策を。

非対面の「お部屋探し」の選択肢があることが一般に

インターネットで物件をチェックしたら来店し、内見・申し込み・契約・入居へ...という流れだけではなく、来店なしでお部屋探しから入居までができるようになりました。
今回のようなコロナ禍中でもお部屋探しが可能なほか、忙しくてなかなか来店できない、遠くに住んでいるので頻繁に足を運べないという方などでも気軽にお部屋探しができます。
ただし、やはり実際にお部屋を一度も見ずに契約をするという件数は少ないです。
内見する場合は現地集合にしたり、対策を徹底したりと政府のガイドラインに則った方法での紹介の仕方が必要です。

リフォームと家具家電付き、インターネット上の見せ方の工夫で、3,000円の賃料アップとなった事例

NISHIDAでご用意している「スマート賃貸」というサービスでは、来店なしでお部屋探しから入居まで対応しています。また、以前と比較してインターネットで選ばれるかどうか…という点も重要なポイントとなりますし、リフォームで見栄えをよくすることで、早期成約・賃料アップにつながることもあります。


インターネットでの見せ方がより重要に。


事業継承や資産の組み換え、投資先の変更を検討する方が増えています

NISHIDAの実績となりますが、売却物件の取扱い件数は2019年5月の実績に対し、2020年5月は45%増となっています。
一方賃貸物件の空室率については、2019年5月の実績に対し、2020年5月は1.5%増という状況です。
満室で稼動している物件がある中で、空室で悩まれている方もいる状況。
投資家様の中では、事業の継続について検討しているというお話も聞かれるようになりました。

物件によって、適する対応は異なります。
【リフォームをして空室を解消する】、【売却してキャピタルゲインを得る】、【資産を組み換える】などさまざまですが、NISHIDAでは最適な方法がとれるようサポートさせていただいております。
経年が気になるなど、所有されている物件をどうしたらいいか迷われている場合はお気軽にご相談ください。

ご自身の物件の状況を把握して、視野を広げたご判断を。

まとめ

例年の夏は来店数が落ち着く傾向にありますが、今年は7月の結果からもわかるように動きが変わっています。
これから始まる秋の繁忙期にこのまま突入するという右肩上がりの動きが想定されますので、スタッフ一同積極的に管理物件をご案内し、成約につなげていきたいと考えております。

設備の導入、売却など何かございましたらお気軽にご相談ください。
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