牛歩の歩みで未来をつかむ
新しい年、2021年がやってきました。
明けましておめでとうございます。
こう書きながら、大晦日の夜が過ぎて一夜明けると、さっと世の中の様子が変わって、コロナウイルスを克服した世界が元日とともにやって来ないだろうかと考えていた昨年末のことを思い出します。
もちろんそう都合よくはいかず、コロナ禍での新しい年がやってきました。さらにそのうえに、身も凍るような寒波です。
ですが、気持ちだけは明るく新年を祝いたいと思います。
太古の昔から人類の歴史は、ウイルスとの闘いでした。どのウイルスにも人類は打ち勝ってきました。まもなくワクチンが供給され、このウイルスをさほど恐れることなく暮らせる日が来ることでしょう。
それがすぐそこまで来ていると信じて、新しい一年のページをめくりたいと思います。
今だからこそ夢をみよう
さて、新しい年に皆さんはどんな願いや夢を描いていることでしょうか。
こんな時代だからこそ、夢や目標というものが大切なのだと思います。
コロナ禍で苦しい今ではなく、その先のことを考えて着実に歩み続けていく、そんな姿勢が大事なのだと考えます。
私の夢はというと、仕事人間で申し訳ないのですが、やはりこんな時代にあっても会社を着実に成長させ、地域を元気にするために努力することが夢です。
いつもと同じじゃないかと言われそうですが、いえいえ…コロナ禍の今だからこそ、この目標が大きくものを言ってくるのです。
そんな私に、昨年末から嬉しい出来事がありました。
本厚木駅周辺では南口の大型開発事業が注目されてきましたが、私自身は本来の厚木の顔である北口の再開発について、以前から関係者と協議を重ねてきています。それがこのたび厚木市長がこのプロジェクトに言及し、再開発準備組合も間もなく設立されて、いよいよ動き出す運びとなってきたのです。
これは大きな一歩で、なんとか厚木を再び魅力ある街へと変貌させていきたいと願う私の、そして私たちの願いが形になり始めたということになります。
厚木を彩る大型マンションの誕生
さらにもうひとつありました。
我々のオフィスのすぐ目と鼻の先に、14階建ての大型マンションが完成間近で、これはテナントも併設し賃貸住宅107戸を有する厚木の新しいランドマークとでも言うべき建物なのですが、この賃貸管理を担当している我が社では、3月上旬の入居開始を前に約9割の入居申込みを得ることができました。
この賃貸マンションは企画段階から参加させていただいているため、ビジネスとしての楽しさを存分に味わうことができた半面責任も重大で、年明けから着実な結果が出せていることに、まずはほっと胸をなでおろしているところです。
歩みを止めない努力
とはいえ、もちろん各大学がリモート授業を実施している影響で大学生を対象とした賃貸物件の成約率は低く、雇止めなどの影響もあって社会人の入居率も下がってきているのが現状です。
それでもピンチをなんとかチャンスへと変えていく努力を続けながら、この困難な状況下でも一歩ずつ前を向いて歩いて行く。そんな一年を目指したいと思っています。
