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研修会「高齢者・障がい者の入居は心配?不安解消のヒント」取材レポート

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研修会「高齢者・障がい者の入居は心配?不安解消のヒント」取材レポート
孤独死や近隣住民とのトラブル発生が気になり、高齢者や障がい者などの入居に不安を持たれているオーナー様も多いのではないでしょうか。
厚木市ではこれらの不安を解消するために、さまざまな福祉サービスを提供しています。今回は、2020年11月16日(月)、厚木商工会議所で行われた研修会の内容をもとに、孤独死の現状やサービス内容などについてお伝えします。

孤独死は高齢者だけではない。

あらゆる年代の入居者が持ち合わせる問題として認識を。

男女別孤独死人数と死亡時の平均年齢(n=4,448)


孤独死=高齢者(国際保健機構の定義では65歳以上としています)という認識をお持ちの方も多いと思いますが、上表からも分かるように死亡時の平均年齢は男女平均で61.6歳。65歳未満の割合は50%を超えています。つまり、孤独 死は高齢者だけが抱えているリスクではなく、入居するすべての人に起こる可能性があるということになります。

発見までの日数と男女比(n= 4,011)



発見までの日数は、男性の早期発見は40%にも満たず、女性では約半数が3日以内に発見と、男女の社会的接触活動の差が結果に表れていると推測されます。
発見までの時間が長くなるほど、その現場は悲惨な状況になってしまいますので、いかに早く発見できるようにするか...という対策をとることが重要になってきます。


孤独死リスクを回避するには?


孤独死が増加している現在、「孤独死は起こりえること」として捉えていかなければならないようです。また、高齢者をはじめとする障がい者、生活困窮者などに対する賃貸住宅の供給の促進についても、地域社会全体で真剣に考えるタイミング。
このような状況下、厚木市ではオーナー様の不安が解消できるような取り組みを行っており、その中から2つ抜粋してご紹介いたします。


あんしん住まい見守りサービス
(厚木市賃貸住宅あんしん保証制度補助金)

これは民間賃貸住宅で一人住まいの高齢者を対象に安否確 認と費用補償がセットになった見守りサービスです。
週2回の安否確認と利用者が死亡した際に、原状回復・遺品整理費用を最大100万円まで補償します。補助金申請する方には住民登録や年齢制限などがありますのでご注意ください。
NISHIDAでは厚木市あんしん賃貸住宅支援事業協力店、神奈川県あんしん賃貸「協力店に登録しており、住宅要配慮者をサポートしています。
※詳しくは厚木市まちづくり計画部住宅課
Tel.046-225-2330



ひとり暮らし老人登録制度
(厚木市介護福祉課による高齢者支援事業について)

高齢者支援事業のなかから「ひとり暮らし老人登録制度」をご紹介いたします。同一敷地内及び隣接地に配偶者又は1親等以内の方が居住せず、年齢65歳以上の方が登録できます。登録後は、地域の民生委員又は地域包括支援センター職員による見守り活動が行われます。
※詳しくは厚木市福祉部介護福祉課高齢者支援係
Tel.046-225-2220

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