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株式会社西田コーポレーションNISHIDA BLOGその傾向と時代に合わせた空室対策~昨年からの動き・コロナ禍で迎えた繁忙期~

その傾向と時代に合わせた空室対策~昨年からの動き・コロナ禍で迎えた繁忙期~

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その傾向と時代に合わせた空室対策~昨年からの動き・コロナ禍で迎えた繁忙期~
新型コロナウイルス感染症の感染拡大に伴って、初めて緊急事態宣言が発令されたのは2020年4月7日のこと。第1回目となったこの宣言は5月25日まで続き、大きく生活が変わることとなりました。
そして2021年1月に第2回目、4月には第3回目(神奈川県はまん延防止等重点措置)と繰り返し発令されている状況です。
不動産業界も例年通りの動きとはならず、この大きな変化に対応するためにNISHIDAとしても尽力する日々となっています。
今回は、昨年からの動きを振り返りながら、時代に合わせた空室対策についてお伝えしていきます。



2020年の緊急事態宣言からこれまで

第1回目の緊急事態宣言下、インターネットの閲覧数はアップしたものの成約には結びつかない状況に


2020年の第1回・緊急事態宣言が発令されてから、インターネットの閲覧数はアップしていったにもかかわらず、来店や成約に結びつかないという状況が続きました。
お部屋探しをしている人は一定数いるものの、緊急事態宣言下で引っ越しを控えていたり、従来であれば4月に実施されていた人事異動が先延ばしにされていたりと、例年にはない状況が要因と考えられます。


2021年、繁忙期の来店数は昨年を上回る結果に


2021年は控えていた人たちも動きだしたようで、1~3月の繁忙期は来店数が昨年を上回る結果となりました。
ただし学生については、リモート授業・対面授業・リモート+対面授業など、どれにするのか方針が定まっていない大学が多く、現時点では決めかねている方も多いようです。
また、従来であれば推薦入学の生徒は12月までに決めてしまうことがほとんどですが、静岡県や山梨県など「毎日の通学は大変だけれども、月に数回なら神奈川県の大学に通える」というエリアに居住している学生の中には、当分実家から通うという選択をしている人もいます。よって、大学側が対面授業数を増やせば、繁忙期に関係なくお部屋探しをスタートさせる学生が出てくるものと思われます。

NISHIDAが取り組む空室対策

1:インターネットやSNSの活用

インターネットでのお部屋探しはもはや定番。さらに、コロナ禍で動けない分、インターネットでの検討期間が長い傾向にありますので、見せ方は非常に重要なポイントに。
また、最近の若い世代の中ではSNSで情報を得てからインターネットをチェックするという流れも出てきています。NISHIDAでは、いずれのポイントもおさえながら有効に情報を発信し、反響や成約につなげていきたいと考えています。


インターネット

ポータルサイトへの掲載
オーナー様からお預かりしている物件をSUUMOへ積極的に掲載。物件の魅力が伝わるようなキャッチコピーを考えたり、画像を多く掲載したりしています。最近はお部屋内がぐるっと360度見渡せる画像も掲載するようにしています。


NISHIDAの自社サイト
物件情報のほか、ニュースオンの記事なども掲載。不動産にまつわるさまざまな情報を発信することで上位表示となるようつとめ、検索でヒットする機会を増やしています。信頼できる会社として認識してもらうために、定期的に更新することや情報の正確さにも注力しています。


SNS
ツイッター、フェイスブック、インスタグラム、ラインなども活用。物件情報をそのまま発信するというよりは、キャンペーンの告知、施工事例画像、各店の動きや営業担当のつぶやきなどを掲載し、間接的な集客ツールとして利用しています。ラインは、電話やメール以外のお客様とのやり取りをするひとつの手段として定着してきました。



2:コンセプトルーム

おうち時間が増えた今だからこそうれしい、THEATER CONCEPT ROOM(シア ターコンセプトルーム)


照明と投影機、スピーカーが一体となった照明器具※を備えて入居者募集。入居後のイメージがわきやすいように、SNSや広告では投影されたイメージ画像を掲載し、成約へつなげました。
※動画配信アプリから配信される映像などがお部屋の壁に投影されます。


ちょっとした工夫はいかが? リモートスペースのある部屋

コロナ禍で自宅作業が増えているという人が多い中、自宅にリモートスペースがあるのはうれしいもの。個室でなくても、そんなスペースが確保できるリフォームなども有効かもしれません。

コロナ禍の影響か? 解約率の減少傾向

今年の繁忙期では退去立会件数が昨年に比べて、1月〜6月においては減少傾向にありました。これはコロナによる緊急事態宣言の結果、賃貸業界でも住み替えの動きが抑制された印象でしたが、今後のワクチン供給後は、予測がつかない状況といえます。

時代の流れやコロナ禍で大きく変わったお部屋探し

前号でもご紹介したように、下記のステップで一度も来店せずに入居することが可能になりました。賃貸を探す方法も時代に合わせてどんどん変わっていく可能性があることは、認識しておきたいと思います。

①物件サイトなどで検索
②不動産会社に「この物件が見たい」とメールやSNSで伝えてやり取りをする
③オンラインで内見可
④気に入ったらインターネット上で入居申込
⑤インターネット上で重要事項説明を受け、賃貸借契約を結ぶ
⑥クレジットカードで、契約金を支払う
⑦カギの受け取りは郵送で


お部屋探しの方法が変われば、お客様のニーズも変わってきます。当社では従来の方法に縛られることなく、今後も柔軟にサービスを提供していく所存です。また、ニュースオンではトレンドを積極的に発信し、オーナー様に役立てていただきたいと考えております。
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