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株式会社西田コーポレーションNISHIDA BLOG〈サードライフ特集〉 【其三】アンケート結果から見る、高齢者施設への入居理由。

〈サードライフ特集〉 【其三】アンケート結果から見る、高齢者施設への入居理由。

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〈サードライフ特集〉  【其三】アンケート結果から見る、高齢者施設への入居理由。
要介護2までは、「一部介助が必要」という状態で生活援助が中心。介護頻度も低いためご家族が自宅で介助するというケースもそこまで困難を極める状況ではありません。
しかし、要介護3以降になってくると入浴・排泄・寝返りなど日常生活の全てで介助が必要になってくるため、介護者の拘束時間も長くなり、介護される方にも精神的な負担が増加してきます。また、介護の知識や住環境整備なども必要になり自宅での介護が困難になってきます。そのため、本格的な介護が必要になる前から高齢者施設への入所を決めるケースが近年多くなってきています。
今回はアンケート結果をもとに、高齢者施設への入居理由についての実態を見ていきましょう。



自宅での生活が困難となり入居を決意したケースが多数。

埼玉県久喜市が実施した「久喜市高齢者実態調査」(2020年実施)によると、施設入所者の入所理由として最も多かったのは「症状が進み家族では介護が困難」(65.6%)となっています。次いで「家族の体力・気力の限界」(30.4%)、「介護者がいない」(27.2%)、「家族による介護より、プロの介護の方がよい」(23.0%)という結果です。介護する側の負担が増えて対応が難しくなった、介護できる人がいないといった理由で入所したという方が多くなっています。

●主に、どのような理由で入所されましたか。(3つまで回答可)




「家族に迷惑をかけたくない」という理由から、施設への入所を希望している方が多いことも判明。

内閣府では「高齢者介護に関する世論調査」(平成15年)にて、「特別養護老人ホームや老人保健施設などの介護保険施設に入所したい」、「介護付きの有料老人ホームや痴呆性高齢者グループホームなどに住み替えて介護を受けたい」と答えた方(1,511人)に、その理由を聞くアンケートを実施。「家族に迷惑をかけたくないから」(77.1%)が最も多く、「専門的な介護が受けられるから」(35.9%)、「家族は仕事をしているなど、介護の時間が十分にとれないから」(25.9%)、「緊急時の対応の面で安心だから」(24.4%)の順となっていました。

●介護施設等を利用したい理由(複数回答)





厚木市の施設の入所状況をお伝えすると、満床となっている施設が多く、必要になったときに申込んでも即入所は難しいといったところです。今回ご紹介したアンケート結果からは、介護する側、される側の負担を減らすために、施設へ入所したり、施設への入所を考えたりしている方が多いことが分かりました。ご自身、ご家族のご希望を叶えるためにも、早めに検討や見学を進め、将来の入所先を決めておくことをお勧めします。

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〈お問合せ先〉サードライフ相談室 Tel:046-224-8671
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