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株式会社西田コーポレーションNISHIDA BLOG「賃貸住宅フェア2023」イベント参加レポート

「賃貸住宅フェア2023」イベント参加レポート

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「賃貸住宅フェア2023」イベント参加レポート
7月19日(水)・20日(木)の2日間にわたって、東京ビッグサイトで開催された「賃貸住宅フェア2023」。新型コロナ感染症が5類感染症に移行してから初の開催となったこのイベントは、総来場者数35,501※と多くの人で賑わいをみせていました。今回は取材班が注目したサービスや商品についてご紹介していきます。


※賃貸住宅フェアのほか、テナント・土地活用展(同時開催)、リフォーム産業フェア・住まい×介護×医療展(併催)三展の来場者数合計

DX(Digital デジタル、Transformationトランスフォーメーション)

・デジタル技術を浸透させることで人々の生活をより良いものへと変革すること
・既存の価値観や枠組みを根底から覆すような、革新的なイノベーションをもたらすもの


今回は全体的にDX化を推し進める内容メインでした。他の業界に比べ、不動産業界はまだまだ書面や対面に頼っている部分が多く、リモートや業務効率といった時代のニーズに対応する余地は多いようです。また、保証会社が出展している割合が多く見受けられました。外国人の増加などにより保証会社をたてることが一般的になっている影響です。他、テナント、高齢者、リフォームもイベントにも注目しました。

テナント・土地活用展

空室に対して活様々な業態での活用

空きテナントの活用法として、今回のイベントで注目したのがゴルフ練習場・貸し漫画コーナー・サウナです。ゴルフ練習場は騒音や衛生的な問題も起こらず、高さをクリアできれば開業できます。貸し漫画コーナーは、話題の漫画を買うと家のスペースが確保できないという人の需要があり、最近じわじわと増えています。今流行りのサウナは、電話ボックスぐらいの大きさのサウナ室を設置することで既存施設に設置でき、内装に大きく手を入れなくてもOKです。土地の活用法としてはコインパーキングがスタンダードになりつつあります。開業のコストを抑えて賃料収入も期待でき、他の活用法が見つかり次第、転換も比較的容易です。テナントも土地も空きのままにせず、現在の流行りやニーズに合わせた活用方法が目立っていました。

住まい・介護・医療展

大手企業も参入する、見守りサービス

高齢者のひとり暮らし世帯が増えている昨今、事故物件の発生リスクは見逃せないものになってきました。見守りサービスとは、遠方に住む家族や親戚の代わりに高齢者の生活を見守るサービスのこと。安否確認や安全確保、緊急事態発生時の対応などが主なもので、大手が参入していることに注目しました。また、従来の訪問介護サービスも企業の参入が増え、選択肢が広がっています。最近は高齢者向けeスポーツが人気です。座ったままでも楽しく判断力を鍛え、手指を動かすことで脳のトレーニングができます。

●クロネコヤマト(物流)
●TOKYO GAS(インフラ)
●SECOM(警備会社)
●象印マホービン(製造)
●日本郵便(物流)


リフォーム展

個性的な壁に仕上がる、トルコ発の塗料 SUN DECO

トルコのペイントメーカーによる塗装。弾力性、耐候性、防水性の高い塗料で、仕上げ方は様々です。例えば金色、銀色の砂を含むメタリック塗料を使ってブラシでランダムに塗っていくことで、金色、銀色の砂が表面に写り込み、自然光や弱い光でも、美しい陰影のある質感を再現できます。



DX化やコロナ禍、高齢者のひとり暮らしなど、数年前から問題になっていた内容に引き続き取り組んでおり、大手が参入していることが将来的な希望になると感じました。全体の規模としてはコロナ禍前よりコンパクトになった印象ですが、少子高齢化や人口減少、コロナ対策に対応した内容が目立ち、時代の変化を感じました。弊紙では時代のニーズに応じた最新のお役立ち情報を、これからもオーナーの皆様にお届けして参ります。

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