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株式会社西田コーポレーションNISHIDA BLOG再開発に向けて活気づく、 小田急線「本厚木」駅の今。

再開発に向けて活気づく、 小田急線「本厚木」駅の今。

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再開発に向けて活気づく、 小田急線「本厚木」駅の今。

再開発に向けて活気づく、小田急線「本厚木」駅の今。

南口に続き、再開発が始まった「本厚木」駅北口。現在は、商業施設やマンションの建設が進むなど、街の景観も徐々に変わってきています。今回は、こういった変化によって実際に起こっているテナントの動きについてを、再開発計画の概要を解説しながらお伝えしていきましょう。


本厚木駅北口はどう変わる?


現在、「中町第2ー2地区周辺整備事業(行政再開発エリア)」(2027年整備完成予定)と「本厚木駅北口地区市街地再開発事業(商業再開発エリア)」(計画及び完成予定未定)が進められています。

中町第2ー2地区周辺整備事業(行政再開発エリア)
事業区域は約4.5ヘクタール。コンセプトを「第三の場所づくり」(家「第一の場所」、職場・学校「第二の場所」との間にある場所)とした、公共施設や図書館、プラネタリウムなどの設置を予定している複合施設が誕生します。市民が家以外でも充実した時間が過ごせるような場所を提供します。
【対象地区にある施設等】
●厚木ガーデンシティビル、●中町立体駐車場、●保健センター、●総合福祉センター、●老人福祉センター寿荘、●厚木バスセンター、●厚木シティプラザ、●中町一丁目臨時駐輪場、●厚木保育所、●東側住宅地


本厚木駅北口地区市街地再開発事業(商業再開発エリア)
検討地域は約1.5ヘクタール。本厚木駅北口駅前の商業施設一帯を再開発する計画で、都市機能や交通の連結機能の充実を図っていきます。現在は、再開発準備組合が都市計画の決定や再開発組合の設立に向けて動いています。
計画の決定に先立ち、銀行跡地には、十二階建ての商業施設である「TRUNK本厚木」が竣工。六月のオープンに向けて、現在テナント募集をしているところです。最上階からは丹沢山系が望めるなど、本厚木の新たなランドマークとして注目されています。



実際に起こっているテナントの動き!

住民増を見越し、ドラッグストアサービスの出店が相次ぎ、クリニックの出店も予想される。
ご紹介したような計画が進んでいるほか、東口から徒歩一分の場所には総戸数238戸の分譲マンションが建設中。住民が確実に増えることを見越して、近隣にはサービス業態の出店と特にドラッグストアの出店が増えている状況です。最近のドラッグストアは、薬や生活用品だけでなく、生鮮食品や飲料等を扱っている店舗も多くあります。また、価格設定も比較的お手頃とあって、ニーズの高い業態であることは確か。調剤薬局を併設しているお店など、ワンストップでたくさんの用事が済ませられる点も安定した顧客が確保できていることにつながり、強気な出店となっていると考えられます。ドラッグストアの平均面積は281㎡(85坪)となっており、ある程度の収益が見込める広さへのニーズが増えている状況です。また、ドラッグストアが出店するということはクリニック等の施設も今後、増える可能性があります。


最近のNISHIDAへの業態別問い合わせ数



期間:2023年11月~2024年2月現在 月問い合わせ件数:約60件〜(同業者他社問い合わせ除く)

 右の円グラフからも分かるように、最も多いのがサービス(50%)、次いで事務所(20%)、そのうち福祉系が(10%)という結果になっています。問い合わせだけではなく、成約数も増えている状況で、様子見から行動に移すといった動きがようやく見られるようになってきました。


近い業態同士で集まるメリット

 テナント物件の業態集中は、顧客の利便性や関連ビジネスの相乗効果を生み出す重要な要素です。特に、サービス業は既存の顧客基盤を持っており、その顧客にアクセスしやすい場所での営業が重要です。また、異なる業態が混在する場合、匂いや音などが問題になることもありますので、同業種が集まることでお互いのビジネスにとって良い環境を作り出すことができるというメリットがあります。


再開発に連動して本厚木駅周辺で商業施設の動きが活発になっていることがわかります。県央エリアでも同様の動きが見え、海老名や伊勢原、秦野といった所も今後ご紹介していきます。動いている今だからこそスピード感と柔軟性、適切なご案内を続け、オーナー様と双方の架け橋となれるよう頑張ってまいります。

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