繁忙期真っ只中。今からでも間に合う空室対策をご紹介!原状回復に合わせて行いたい対策や入居希望者の心を掴む設備とは。

年始から本格的に始まった繁忙期も、そろそろフィニッシュを迎えようとしています。4月から新しい生活を始める、新社会人や新入生の動きもまだまだ活発です。空室をお持ちのオーナー様の中には、「次の繁忙期を迎えるまで、空室のままだったらどうしよう」と不安を感じて居る方もいらっしゃるのではないでしょうか。そのような中、今回は今からでもできる空室対策をご紹介。ぜひ参考ください。
3月の成約は「スピード感ある柔軟な対応」が重要。
大きな工事をするのではなく、4月から暮らし始めるという点を想定した対策が求められます。また、内覧の際に受けた要望などについては、早めにジャッジをすると他物件に流れず、そのまま成約になるケースがあります。空室を埋めるために色々とご相談させていただくこともございますが、この時期は特に「スピード感」、「柔軟性」を意識していただきたいと思います。
あって当たり前の設備を理解し、未設置の場合は即対応を。
1 | インターフォンから モニター付きインターフォン |
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2 | 混合水栓から シングルレバー |
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3 | 電気コンロから IHクッキングヒーター |
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4 | 温水式洗浄便座 | ![]() |
5 | インターネット無料 | ![]() |
原状回復工事に合わせて行っておきたい効果的な空室対策。
面積の広い箇所を張り替えると効果的!
・ダイノックシート
・CF(クッションフロア)
・クロス
・アクセントクロス
壁や床など、室内でたくさんの面積を占める場所は、内見時の第一印象に直結します。原状回復をするのであれば、これらを一新するようにしましょう。また、合わせてアクセントクロスや木部の補修を行うことで差別化しやすく、印象の変化に気づきやすくインパクトも大きいです。新生活にふさわしいお部屋作りを心掛けましょう。


速攻性が高いフリーレントや家具家電付きなど、「初期費用の見直し」を。
フリーレント 家賃 |
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単身もファミリーも 全対象 |
家具家電 | ![]() |
学生 社会人 |
設備の変更やリフォームが難しい場合は、初期費用の見直しをおすすめします。家具家電は学生や転勤が転居理由の社会人に喜ばれる傾向にあります。ただし、対象者を絞ることで決まりそうで決まらない物件で、かつ、経営に影響が出ない範囲、適した対象者に採用するようにしましょう。
今一度共用部分のチェックを。

共用部の大事な景観
check!!
・自転車 置き場所
・共用部
・外壁
物件との実際のコンタクトになるのは建物の外観や共有部。ここで好感を得られれば、内見もスムーズに行くことが期待できます。条件が同じ建物であれば初めにきれいもしくは入居希望者の所要範囲内と感じてもらえるような印象は空室対策において重要です。室内だけでなく、共用部分の状態も「しっかりメンテナンスされている物件なんだ」という安心感を得てもらえるようにしましょう。
実は便利だったもの入居者の声。
心を掴むプラスα
・収納力UP
・利便向上
・入居後の満足度UP

ウォールフック・室内物干し用金物
他の空室対策と比べると優先順位が低いですが、入居者様から声が多い「付いていて実は便利だったもの」はちょっとした収納場所(トイレの上部や洗濯機の上部などに収納をつくる)、室内干し用の吊り下げポール、ウォールフック、ピクチャーレールです。これらは日常生活を始めてみると、その便利さに気付くものです。入居後に入居者が付けたいと思っても、つけられないものもあるので、最初からついているとそういった不安はなくなり、入居後の満足度アップが期待できます。
確実に問い合わせや内見は多くなっており、コロナ禍前よりも上回る勢いです。せっかくのチャンスを逃さないよう、記事内のご提案をぜひご理解ください。また、入居者目線で考えることも重要です。今回ご紹介した「モニター付きインターフォン」、「シングルレバー」、「温水洗浄便座」等は、もう10年も前から欲しい設備の上位にランキングし続けているものです。つまり、やらなければいけないというレベルの設備になるんだという点をご認識いただき、お困りの場合は、お気軽にお問合せください。