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株式会社西田コーポレーションNISHIDA BLOG相続した平屋の貸店舗を所有。ちぎり絵、着付、日本舞踊と多才なオーナー様。~オーナー様インタビュー38~

相続した平屋の貸店舗を所有。ちぎり絵、着付、日本舞踊と多才なオーナー様。~オーナー様インタビュー38~

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相続した平屋の貸店舗を所有。ちぎり絵、着付、日本舞踊と多才なオーナー様。~オーナー様インタビュー38~

生まれてからずっと厚木市にお住まいというオーナー様。朗らかで話題が多く、求心力のあるオーナー様です。今回は、賃貸経営の傍ら、ちぎり絵や着付の教室を営んでいらっしゃるというオーナー様に、所有されている物件のお話のほか、ちぎり絵や着付、日本舞踊などについて語っていただきました。

昭和、平成、令和を生き、厚木の変化を見続けてきました。

 義理の父から平屋の貸店舗を相続しました。また、貸家と駐車場を夫が所有しております。貸店舗は平成3年に回転寿司が入居し、その後は中華料理店となりました。現在は歯科医院が入っていて、7年目になります。店舗の裏側に駐車場が備わっており、バイパスに面していて車で来やすい物件です。
 生まれてからずっと厚木市に住んでいます。昭和41年に県道ができてバイパスや国道にアクセスしやすくなりましたね。鳶尾団地とまつかげ台団地ができてからは人が増え、お店も増えていきました。本厚木駅は木造の駅舎で踏切もありました。昭和、平成、令和と3つの時代を生きてきて、街の大きな変化を感じずにはいられません。
 近くに畑があって以前は広い畑でしたが、今は規模を縮小し、趣味の一環として主人が野菜作りを楽しんでいます。無農薬で栽培した野菜は、海老名や大阪に住む子供たちに送っています。喜んでくれるので私たちもうれしくなります。
 年始に震災がありましたが、この地で穏やかに過ごせていること、温かい部屋で食べ物が食べられること、布団で眠れることに、改めて感謝しているところです。




「初心者向けのキットもあるので気軽に始められますよ」とオーナー様。上級者になると自ら下絵を描いて作品を仕上げていくとのことです。右の写真はちぎり絵につかう和紙の束。




通われていたちぎり絵教室では海外研修があり、帰国後は作品を提出することになっていたそうです。写真はベトナムの風景。制服を着て通学する学生の姿が描かれています。右の写真は天橋立の雪景色。綺麗な淡い青と紫のグラーデションで表現されており「日本三景」の一つとしても知られる特別名勝です。




コロナ禍の前は、たくさんの舞台に立たれたという伏見様。「普段は女形が多いのですが、この時は谷村新司さんの『昴』に合わせて、男舞に挑戦しました」。

ちぎり絵、着付、日本舞踊と、たくさんのことを楽しんでいます。

 約50年前に、ちぎり絵と出会いました。横浜のスクールに通って学び、所有する貸店舗の一室に「もぢずり庵」という教室を開講しました。もぢずりは4月頃に捻れて咲く花で、人生いろいろ捻れながらも育って行きたいという気持ちを込めて名付けました。高齢者施設の講師やTBSテレビの人気番組「プレバト」のちぎり絵コーナーの番組アシスタントを務めたこともあります。
 様々な和紙を重ねて完成させていくちぎり絵は、手先やピンセットなどを使って和紙をちぎり、糊で貼って制作を進めていきます。失敗しても剥がしてやり直せるのが特徴。色々な展覧会にも出展したことがあって、完成までに2カ月かかった作品もあります。
 着付教室もやっていて、夫が、厚木市内で中学校の校長をしていた関係で、成人式帰りの卒業生が遊びに来た時に、どうしても着物の着崩れが気になってしまって・・・直せるようにしようと思い始めました。
 たまに「姿勢がいいですね」と言われますが、日本舞踊も嗜んでいるからだと思います。新橋演舞場の舞台で踊りを披露した経験があるんです。踊りも、着物も、ちぎり絵も、日本の文化として受け継いできたものを大切にしていきたいですね(談)

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