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賃貸満室成功事例#19

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賃貸満室成功事例#19

将来備えた施策とデザインで成功した事例編




状況

1989年築の賃貸マンション。2023年7月に空室が発生したタイミングで、NISHIDAより「建物診断」、「外壁塗装」、「水漏れ検査」の実施をご提案させていただきました。これらは、入居様の安心・安全を確保するための施策で、オーナー様の「入居した方には快適に暮らしていただきたい」という思いも反映されるものとなっています。この工事実施前に空室は解消されたのですが、長い目で見た空室対策として、まずは外壁塗装を行わせていただきました。


対応

NISHIDAは社内にデザイン部門を抱えています。色彩や配色の知識があるスタッフが今回の提案に参画することになり、外壁の配色パターンをいくつかご提案させていただきました。単に同じ色を上から塗るという方法もございますが、今後空室が出ても好印象が与えられる物件とするために、今の時代に合った配色を3パターンご提案。結果的には、ベージュのタイルに合うメインカラーは白とこげ茶色、アクセントカラーとして薄い青みのグリーンとワインレッドを取り入れたパターンをお選びいただきました。


何年か先の空室に備えることも重要

空室対策は、その時点での空室をどう埋めるか、ということも大切ですが、持続性も求められます。せっかくお金をかけるのであれば、何年先であっても通用するような対策を施すことも重要です。また最近は、インターネットで物件を検索して絞り込んでから、内見に行くという流れが主流。室内の設備が充実していても、外観や共用部分が汚れていたり手入れが行き届いていなかったりする場合は、イマイチの印象を与えてしまい、反響につながりにくくなってしまいます。今回のケースは、空室が埋まった後に外壁塗装を実施しましたが、この対応が未来の空室対策となることは間違いありません。



一棟全て満室にした成功事例編




状況

1996年築の賃貸アパート。このアパートはもともと近くの企業の寮として利用されていましたが、全室解約となり売りに出されていた物件をオーナー様がご購入されました。まず、当社から最低限必要な設備や最近のニーズについてご提案しました。その後、オーナー様ご自身でリフォーム会社に依頼し、工事を実施されました。そして2023年11月ごろに、弊社に管理のご依頼をいただき、全室空室を満室にするべく動き出しました。


対応

満室を目指してご相談させて頂いたのは、東京農業大学が近く、学生からの反響をとるためにネット無料、宅配ボックスの設置、また2K、3DKの対策としてペット可、さらに周辺物件の賃料相場を見ながら賃料の調整を行いました。今年は学生の動きが遅く1月末になっても入居が決まりにくかったため、都度オーナー様とご相談させて頂きながら家電付き、フリーレント、賃料交渉など、お客様の希望に合わせてご紹介していきました。2月、3月になると学生からの問い合わせが急増し、一気に全室が埋まり、無事に満室となりました。


繁忙期は施策を行った上で状況を判断するスピードが大事

学生エリアに位置するこの物件では、繁忙期を逃すと空室期間が長くなる可能性があります。繁忙期は特にスピードが勝負となるため、賃料相場が合わないときはすぐに対応することが重要です。もちろん、家具家電やフリーレントなど初期費用を抑える対策は効果的ですが、それでもお問い合わせが少ない場合、お客様の要望に合っておらず、ネットの検索条件から外れている可能性があります。将来的な収支を気にして賃料を調整できない場合、空室が続き、予定していたプランが大きく変わる危険性が高くなります。まずは満室にすることを第一に考えて行動したことが適切となった成功事例と言えます。

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