最近の来店動向から見える傾向、 繁忙期に向けて各エリアの対策と 各店舗の抱負!

お問い合わせが徐々に増え、学生の動きも始まるなか、弊社でも集客に向けた準備を進めています。賃貸市場も例年通りの動きを見せ始めている中、現状をしっかりと把握し、これから迎える繁忙期に向けた対策を講じることが、空室解消の大きな鍵となります。今回は、エリア別の動向や繁忙期に向けた取り組み、そして各店舗の抱負をご紹介します。
厚木エリア
学生からファミリー、法人客まで、 さまざまなニーズに対応。
層の拡大やキャンペーンで対策を。
最近の来店動向:学生の希望条件が変化し外国籍は増加傾向
厚木エリアは東京農業大学、湘北短期大学など学生街でもあります。近年、学生さんの傾向として、賃料よりも物件の質を重視する傾向が高くなりつつあります。安くても設備に納得できない物件は好まれません。古い物件でも設備の改修で付加価値をつければ、高い賃料でも選ばれるのではと感じています。繁忙期は11月から4月ぐらいまで、法人は3月・9月の異動シーズン、4〜5月の新卒の研修後が繁忙期です。法人はファミリーよりも単身の需要が増加。また全体的には、外国籍の増加傾向が続いているので、そのための対応も必須といえるでしょう。
繁忙期に向けて:時期を逃さないキャンペーンで対策
繁忙期に向けては、初期費用の軽減やフリーレントなどの施策が効果的です。学生や単身社会人の方には、家具・家電付きやプレゼント特典も人気があります。最近はネットで物件を探す方が多い一方で、「通りがかりにふらっと入ってみた」というお客さまも意外と多く見られます。店舗の入口に大学名のステッカーを掲示するなど、立ち寄りやすいお店づくりを意識し、飛び込みの方にも気軽にご相談いただける体制を整えています。
各企業の社宅規定に柔軟に対応 法人のお客さまはリピートも多く、対応次第で次につながるケースが多いのが特徴。そのためエリアを越えて法人専属で対応を行っています。法人案件は、一般に比べて間取り・面積・家賃・勤務地からの距離など、会社ごとに社宅規程が異なるため柔軟な対応が重要となっています。
新たな顧客層へのアプローチ
NISHIDAでは、外国籍の方への対応を強化しています。外国人向け不動産ポータルへの掲載のほか、駅前店に2名、中央店に1名の外国籍スタッフを配置し、マナーやルールの周知を徹底。以前よりトラブルも大きく減少しています。日本語専門学校とも連携し、紹介を定期的に受けています。さらに多言語パンフレットの配布や外国籍専門の保証会社の手配にも対応。さらに「厚木市居住支援協力不動産店」として、高齢者・外国人世帯など住宅確保要配慮者の住まい探しにも協力し、地域全体で入居者層の拡大を目指しています。新たな顧客層を広げるうえでも、オーナーさまにはぜひご理解とご協力をお願いしたいと思います。
各学校への物件情報誌の作成を終え、訪問営業も順調に進み、いよいよ繁忙期を迎えます。新たな顧客層にも対応できる体制を整え、スピーディーな案内やWeb申し込み・契約手続きまで、問い合わせ一つひとつに迅速かつ誠実に対応できるよう、店舗・全部署、一つとなって取り組んでまいります。
海老名エリア
住みやすい、住みたい街 上位にランクイン。 法人の動きも活発に。

来店動向と傾向:ファミリーは減少でカップルが増加
各ポータルサイトなどのランキングで上位にランクインし続けている海老名。来店動向は昨年と比べ、ファミリーの割合が減少し、カップルに人気となっています。都内・県内どちらにも通いやすい立地が魅力ですが、物件数が少なく、新築の影響もあり賃料は全体的に高騰。築年数が古くても水回りなど内装がきれいなら問題ありませんが、メンテナンス不足や畳部屋のある物件は賃料が適正でも敬遠される傾向があります。
繁忙期に向けて:リフォームで賃料アップを
退去のタイミングでリフォームなど、次に向けた準備をおすすめします。需要が継続的にあるエリアなので修繕だけでなく、予算に余裕があれば大がかりな設備改修も有効です。特に洗面台やキッチンなど水回りをリニューアルすればカップル層の印象も向上します。独立洗面台、オートロック、宅配ボックス、浴室乾燥機も人気です。設備をグレードアップし、プラスαで賃料アップも期待できるでしょう。
医療関係など営業を強化し法人も多く専属で対応 市内の専門学校や総合病院、企業など、各方面の営業を強化し、新たな顧客の拡大を目指しています。再開発の影響や利便性が高いこともあり海老名は法人にも人気のエリアです。しっかりとご要望を伺いながら本厚木や大和、相模原など周辺地域も含めて法人の専属チームと連携し、ご提案しています。
オーナーさまの物件に一室でも多くご入居いただけるよう、店舗一丸となってご提案を行ってまいります。法人様も多いため、法人営業チームとの連携をさらに強化し、繁忙期も誠実で印象に残る対応を心がけていきます。
東海大学前駅エリア
情報誌で早目のアピール。一般客や留学生への対応でプラスαの集客を。

来店動向と傾向:社会人・外国籍が増加傾向
全国付属校高校へ営業、紹介でリピート集客
例年通り、翌年の新入生からの問い合わせは8月頃から入り始めています。物件情報はインターネットや学校からの紹介が中心ですが、実際の来店・部屋探しは10月以降に後ろ倒しの傾向です。繁忙期は11月〜3月で、附属高校生は11〜1月、一般入試生や留学生は1〜3月が中心。最近は留学生や外国人、社会人の来店も増えています。
繁忙期に向けて:若い年代に合わせた設備導入を
10月から12月のタイミングであれば、まだリフォームしても1月から3月の入居に間に合います。卒業予定を把握して事前に準備したり、可能であれば設備のグレードアップをおすすめです。特にインターネット無料、TVモニターフォンの設備は必須です。一方で室外洗濯機置き場、給湯設備(バランス釜)など若い方に馴染みがない設備は敬遠される傾向があり、できれば今の住宅や賃貸物件の設備に合わせて改修するとよいでしょう。 繁忙期に合わせた戦略で 1月から3月のタイミングに条件面の緩和が入居率アップに役立ちます。「賃料1ヶ月無料」「家具家電付き」など迷っているお客さんにも訴求できるよう、NISHIDAの営業スタッフとあらかじめ戦略を考えておきましょう。
例年同様、全国の東海大学付属高校を訪問し、担当の先生や学生さんへ情報誌を直接お渡ししています。電子ブック版も併せて案内し、保護者・学生の双方に訴求。すでに多くのお問い合わせをいただいており、全力で客付けを進めていきます。

