突然の修繕費に慌てないために、 賃貸住宅修繕共済で考える安定経営

賃貸経営では、退去時の原状回復費や入居中の小規模修繕費は避けられません。近年は物価高や工事費の上昇により、修繕にかかる費用の見通しが立てにくくなっています。そこで今回は、修繕費の負担を毎月の掛金で平準化する「賃貸住宅修繕共済」についてご紹介します。
修繕費が読みにくい時代に共済加入を検討する
2室内設備の不具合、共用部の劣化、退去後の原状回復など、賃貸住宅を維持するうえではさまざまな場面で費用が発生します。パッキン交換や網戸の張り替えといった小規模修繕は、1件ごとの金額は小さくても、件数が重なると無視できない負担になります。退去後の原状回復では室内クリーニングや壁紙・床材の張り替えが必要になった場合も、発生時期や金額が読みにくい支出となります。
国土交通省の「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン」によると、原状回復費は経年劣化や通常損耗にあたる部分は基本的にオーナー様の負担で、入居年数が長いほどカバーが必要な割合は大きくなります。NISHIDAでは実際に、約5年の入居で退去修繕費が家賃収入の一か月分に相当する41万円超になった事例もあり、修繕費は「発生してから考える」のではなく、経営計画に組み込んで備えることが重要といえます。

NISHIDA加入の原状回復共済
全国初県認可 KENTクラブ
県内の不動産管理業社で設立した原状回復共済「オーナーサポートプラン(KENTクラブ)」にNISHIDAも加入しています。
床・壁・天井、ルームクリーニング、エアコン、トイレまわりなど、退去後に必要となりやすい修繕を対象とした制度です。対象はNISHIDAと管理契約を交わしている物件で、1戸からご利用可能です。
全国初の県認可の制度として整備されているKENTクラブは、NISHIDAが共済契約者として包括加入するため、オーナー様はNISHIDAを通じてスムーズに制度を活用できます。
原状回復共済は退去時の精算や修繕発注に関する手間の軽減にもつながるため、退去後対応を円滑に進めやすくなり、空室期間の短縮や早期募集にも効果が期待できます。
原状回復共済に加入しているオーナー様は、オプションとして小規模修繕共済もご用意しています。この制度では入居中に発生する3万円以下の修繕に対応しており、パッキン交換・トイレ部品交換・網戸や襖の張り替え・照明まわり・換気扇・エアコン内部洗浄など、日常生活に関わる修繕が対象です。こうした小さな不具合は早めに対応することで、入居者様の不満やトラブルを未然に防ぎ、満足度の維持にもつながります。
リスクの平準化で、安定経営を
実際に、NISHIDAの共済を活用したオーナー様からは「退去時の原状回復費で70万円ほどの負担軽減につながった」という声もいただいています。共済はすべての物件に一律で必要なものではありませんが、高額な修繕費が発生した際に、支出への不安を抑えられることは、賃貸経営を長く続けるうえで大きな安心材料です。また、予見できないリスクを平準化し、計画的な賃貸経営を目指すオーナー様にとって、共済は検討する価値のある仕組みです。まずは所有物件の状況を整理したうえで、原状回復共済や小規模修繕共済の活用をご検討してみてはいかがでしょうか。制度や加入方法へのご質問など、ご不明な点はお気軽にNISHIDA担当者までご相談ください。

