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株式会社西田コーポレーションNISHIDA BLOG「はた(傍)を楽にする」ために働く

「はた(傍)を楽にする」ために働く

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「はた(傍)を楽にする」ために働く

 早いもので今年もはや師走の月となりました。2009年は皆様方にとって、どんな一年だったでしょうか。

 先日は師走らしく、今年の新語・流行語大賞にノミネートされた言葉が発表されていましたが、そこには2009年の喜怒哀楽といったものが集約されていました。派遣切り、定額給付金、1000円高速、オバマ政権、新型インフルエンザ、政権交代、貧困…。とにかく、先の見えない大不況にデフレ、円高の三拍子そろった年の瀬に、「今年はいい年だった」と振り返ることのできる人は極端に少ないのではないかと思っています。  われわれ企業にとっても状況は同じです。大中小の規模を問わずどの企業も、今を乗り切るために五臓六腑を絞り出すような思いをしています。こんな熾烈を極める状況は、やはり空前と言ったほうがいいのかもしれません。

 ところが、私としてはこの状況をそれほど悲観的には捉えていません。こんな状況は何度もあった、何度も危機を乗り越えてきた。そんな思いがあるのです。企業活動は嵐のなかを前進するようなものです。大小織り交ぜながら荒波は何度もやってきます。

 今回も厳しい状況ながら、なんとか切り抜けることができるだろう、そして乗り越えた後には、見たこともない新しい世界が開けているだろうという確信があります。

 さて、このような誰もが苦しく生き辛いと感じるなかで、われわれのできることは何なのでしょうか。それはやはり、仕事を通して「はたらく」、つまり「はた(傍)を楽にする」ことであろうと思います。

 住まいで困っている方にリーズナブルな住宅をご紹介する、経費節減に奔走する企業に事務所コストでのサポートを行う、空室で悩んでいるオーナーの方々には満室を得るための方策を示す、資産をお持ちの方々には新しい価値創造のご提案を行う…やらなければならな いことは沢山あります。

 そして、こんな劣悪な社会状況だからこそ、頼りにされ、われわれのやったことを喜んでいただけるそんな企業でありたいと考えます。好景気の時に求心力を持つ企業ではなく、不況の時にこそ支持される企業であれば、これは企業としての存在意義を実現したことになります。

 そのために基本に立ち返ってお客様のために誠意を尽くして知恵を絞る、そんな企業であり続けることを心に誓って、また新しい年を迎えます。

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