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コロナ禍に影響された2020年と2021年これからの動き その2

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コロナ禍に影響された2020年と2021年これからの動き その2
例年であれば、新入生や新社会人などが部屋探しをするタイミングということで繁忙期を迎えるこの時期。
2021年1月7日に再度発令された緊急事態宣言によって、その動向が気になっているというオーナー様も多いのではないでしょうか。
前回に引き続き今回は現在の状況、4月以降の大学の動き、この時期に効果的な空室対策、NISHIDAの取り組みについてお伝えしていきます。


コロナ禍ならではの部屋探し方法にシフト。 オンライン内見数アップ!

昨年の緊急事態宣言をうけて、NISHIDAでは昨年5月よりオンライン内見を導入しました。
これは、営業担当のみで物件へ赴き、スマートフォンで動画映像を撮影。入居希望者は自宅などからお部屋の様子がチェックできるというサービスです。通話機能もあるので、その場で質問ができるというのもポイント。移動や不特定多数の人との接触を避けて内見できるとあって、コロナ禍の昨今はニーズが上昇しています。
「オンラインではちょっと不安」という方には、現地待ち合わせというサービスもご用意。これらサービスの幅を広げたことの影響もあってか、昨年よりも来店数(オンライン内見含)アップという結果になっています。



各大学、4月からの対応~新年度は対面授業とオンライン授業との両輪が主流に~

2020年度は、オンライン授業が主流だった大学ですが、2021年度は対面授業も実施していく方針となっています。
お部屋探しの動きとしては、東海大学の学生は動き出している状況。厚木エリアの学生は今まさにというところです。問い合わせが昨年度に比べて多い反面、実際に契約までの件数は少ない印象です。まだまだコロナ禍ということで様子見の層が一定数いると思われます。



この時期に実施可能な「空室対策」あれこれ

オンライン内見・現地待ち合わせで気にしておきたいことや空室対策
新年度への動きが出てきている中では、大がかりなリフォームやリノベーションは難しいもの。
ここでは、今だからできる空室対策についてお伝えしていきます。


オンライン内見

現地からの生配信となりますので、いいところも悪いところもそのまま映像化されて入居希望者に届いてしまいます。
「現地に行かないから、なんとなくで大丈夫」ではなく、退去後のクリーニングはもちろんのこと、占める面積の広い壁や床に劣化や汚れがあればリフォーム対応し、好印象を持ってもらうようにしましょう。


現地待ち合わせ

営業担当より早めに到着し、共用部分をチェックするという方が多いようです。そんなときに、汚れやゴミを見つけたら印象ダウン。
室内だけでなく、共用部分の美化にはこれまで以上に注力を。



意外と見られているのが、台所の水栓。混合水栓蛇口ではなく、シングルレバーに変更すると印象がアップします。


特に最近の若者は温水洗浄器付便座が当たり前。すでに洋式トイレが設置されているのであれば交換作業は1日もかかりません。


「我が子が初めてひとり暮らし。少しでも火災のリスクを軽減したい...」という保護者様からのご要望で目立つのがIHクッキングヒーター。
保護者様の気持ちをつかんで契約につなげるには効果的に作用する場合があります。



初期費用を少しでも抑えたい・身軽に引越したいという方に効果的なのが、家具・家電付き。
内見時から設置しておくと入居後の生活イメージがわきやすいので、契約後ではなく先行して用意しておくといいかもしれません。



他物件との差別化も重要なキーワード。例えば巣ごもり需要が高まっている中、そこに注目した対策としてプロジェクター付の照明器具の設置がおすすめです。
通常の照明と同じように設置すれば完了。Wi-Fiにつなげれば、シアタ―ルームに早変わりです。



重要なのは、「この先10年間をどうしたいか」を考えておくこと。
経営診断(無料)で正しいご判断を

費用をかけて物件価値を上げるというのは、空室対策のひとつでもあります。しかし、価値を上げれば全ての賃貸経営がうまく行くというわけではありません。そこで重要になってくるのが「この先10年間をどうしたいか」を考えておくことです。
なんとなく賃貸経営を続けるのではなく、先のことを考えて資産を守る...という観点に早めに目を向けられるよう、NISHIDAでは個別の経営診断に対応させていただいております。


事例=〇年築・〇K・〇戸のアパート ※借入れは完済している状態

下表は、今後10年間で修繕費を300万円かけた上で保有していくか、売却するかを検討した際に使用したシミュレーションです。

診断結果
費用をかけてグレードアップした際、10年後の手残りの予測(税引前・累積値)は現状よりも約700万円のプラス。売却価格は1,384万円となりました。

売却を選択
現況を改善して、10年後に売却という選択肢もあります。いずれにしても、先の見通しを意識した上で判断していただくことが重要です。
さらに、営業担当とオーナー様、マンツーマンで経営を考える「作戦会議」も実施中。今後も様々な形でサポートさせていただきますので、何かございましたらお気軽にご連絡ください。

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