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これからのニューノーマルとは? ~新型コロナウイルス感染症との共存時代~

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これからのニューノーマルとは? ~新型コロナウイルス感染症との共存時代~
世界中に大きな影響を与え続けている、新型コロナウイルス感染症の感染拡大。
当初は早期の完全収束を意識しながら生活を送ることに目が向けられていましたが、現在では、このウイルスとどう共存していくのかが問われるようになってきました。
可能な限りの対策をしながら日常生活を送ることに注力するようになり、例えば不動産業界においては一度も来店せずに契約できる仕組みが一気に広がっています。
今回はこのような背景をふまえて、最近の来店状況やこれからのニューノーマルをお伝えします。



コロナ禍での生活が1年以上経過した今、気になる来店数や傾向は?

来店数は、2年前(コロナ禍前)の水準に戻ってきています

昨年に比べると格段によいという状況に。テレワークという新しい働き方が広がったせいか、少し広めのお部屋や部屋数の多い物件をお探しの方が増えている印象です。都心から越してくる方はコロナ禍前より多くなりましたが爆発的に増加しているというわけではなく、
●テレワークを実施している企業に勤めている
●社屋への通勤頻度が減少した
●都心まで出やすく、自然も満喫できるところに住みたい

などの勤務条件や住まいに対する希望条件をお持ちの方が厚木などの県央エリアに移住されているようです。



コロナ禍で定番となったお部屋探し方法


まずはインターネットでお部屋を検索して、ある程度絞り込んでからご来店というのは数年前からの定番。最近は【コロナ禍で気軽に現地に行けない】という状況もあってか、【インターネット上でマップ画像を使って、建物の外観や周辺環境を下調べする】方が増えています。また、建物の中を360度見渡せるパノラマ画像を賃貸情報サイトに掲載している賃貸物件の閲覧カウントが増加しているということも傾向の一つです。

実際の360°ページはこちらから




昨年に比べて来店数は増。コロナ禍の後はどうなる...?


来店数は増加しているとお伝えしましたが、緊急事態宣言やまん延防止等重点措置が繰り返し発令されていることもあって、不要不急の引っ越しを控えている方が多いようです。
これを受けてなのか、契約を更新される方が従来よりも増加している感触もあります。また、物件のお問合せも駅近希望が強まってきているので、駅近物件を中心にこのニーズに合わせて空室が埋まっていくのではないでしょうか。
さて、今後ですが、コロナ禍が収束した時のことを考えると備えておきたいのは更新時期における対策です。現入居者から条件変更のお申し出などがあった場合、柔軟に対応することをおすすめします。なぜなら、今の時期に空室になると、再度の緊急事態宣言などによってそれが長期化してしまう可能性があるということを忘れてはいけません。まさしく先が見えない状況なので、現入居者に対しては慎重な対応が必要な時期だと考えます。



これからのニューノーマル

テレワークやリモート授業をもっと快適にする【ネット環境の整備】


ネット無料は当たり前の時代。導入済みであれば、その通信速度に問題はないか見直しをするのも他物件との差別化になります。特にテレワークスタイルが定着した企業などでは、インターネット回線の高速化への要望が熱く、通信速度に対するお問合せも増えてきているようです。
合わせてワークスペースの確保なども今後の空室対策として有効になってくるでしょう。
当社でも工事対応は可能ですので、お気軽にお問合せください。



空室対策で検討したい【コンセプトルーム】


おうち時間が増えた今、退去後のリフォームで検討してみたいのがコンセプトルームへの変更です。
以前は手の込んだコンセプトルームが流行でしたが、今は簡易コンセプトに立ったお部屋作りが話題ということで、筋トレルーム・シアタールーム・サウナルーム・猫部屋など、くつろぐだけではなく楽しむ場所としてご提案するというのも新しい生活様式下での空室対策としては有効と考えられます。



原状回復、小規模修繕のリスクを低減【共済サービスの利用】

入居者の退室時にかかる原状回復費用を担保する共済サービスを利用することで、賃貸経営におけるリスクを低減させることができます。
また、オプションサービス「小規模修繕共済」であれば、民法改正に対応したスピーディな修繕が可能。
どちらも、費用の平準化と修繕計画をサポートし、共済掛金は必要経費となりますので、賃貸経営オーナー様にとっては強い味方となるはずです。こういうサービスのご利用も検討することをおすすめいたします。

・修繕にお金をかけたくない
・頻繁に来る連絡に対応できない...
・出来るだけ早く不備を直したい
・急な出費を避けたい



オートロック物件におすすめ【宅配BOXの設置】


最近は、留守時対応や宅配業者と荷物の受け取り側との感染リスクを軽減するために【置き配】で荷物を配達するケースが多くなっています。
この置き配というのは、宅配業者が受け取り側の玄関ドア前に荷物を置いて帰るというもの。宅配BOXがあればそこに入れることができますが、ない場合はどうしてもこのような対応になってしまいます。
ここで問題なのはオートロックで宅配BOXのない物件。中に入れないため、置き配ができず宅配BOXもない...。つまり、留守時には必ず再配達となってしまうほか、感染リスク減という点もかなえることができません。



コラム:電子契約に備えて(契約書類のデジタル化)

一度も来店せずにお部屋探しができるようになりましたが、紙の契約書はまだ残っており、郵送でのやりとりやハンコの捺印作業が続いています。
今だに完全なIT化とはなっていないわけですが、2021年5月にデジタル庁の創設や個人情報保護法改正を盛り込んだ「デジタル改革関連法」が参院本会議で採決され、可決・成立しました。これにより来年には契約書の電子化施行が見込まれることになりました。
郵送費の削減や紙媒体の契約書紛失によるトラブル回避などのメリットとともに、スピーディなデジタル契約への移行が進むと思われます。
詳細がわかり次第ご案内いたしますので、よろしくお願いいたします。



これまでの常識がガラリと変わることになった、新型コロナウイルス感染症の感染拡大。今後も時代の流れや地域の動向、ニーズを敏感にキャッチして、最適な情報提供やご提案を続けて参ります。

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