ブログ

NISHIDA
BLOG
株式会社西田コーポレーションNISHIDA BLOGオーナーの理念、何を悩み・考えているのか、なども理解した上での提案を。~オーナー様インタビュー28~

オーナーの理念、何を悩み・考えているのか、なども理解した上での提案を。~オーナー様インタビュー28~

  • LINEで送る
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
オーナーの理念、何を悩み・考えているのか、なども理解した上での提案を。~オーナー様インタビュー28~

東海大学前駅と東海大学の中間地点に、NISHIDAが管理を請け負っているアパートを所有されているオーナー様。賃貸業の傍ら、アパートの裏手にビニールハウスを建て、コンピューター制御を取り入れたトマト栽培をされています。今回は、東海大学前駅周辺の移り変わりや、サラリーマン時代と現在との違い、トマト栽培などについて語っていただきました。




NISHIDAが管理を請け負っている物件は、木造2階建て、戸数16戸のアパート。東海大学前駅まで徒歩10分と、駅と大学までアクセスしやすい点もポイントです。



居室は8帖とゆったりとした1K。バス・トイレ別、光ファイバー導入済み、エアコン付きなど、暮らしやすい室内環境が整っています。


賃貸業とトマト農家の二刀流

 「東海大学が平塚にきてから、周りの農家や地主は納屋やとり小屋を改装して、まかない付きの下宿屋さんをやっていましたね。しばらくすると、時代の変化で学生が縛られるのを嫌うようになって、一人暮らし向けのワンルームが増えていきました。父が賃貸業に参入したのはこのタイミング。私が引き継いだのは平成十年ごろで、実家を継ぐまでは、サラリーマンとして働いていました。約20年間勤め、退職後は賃貸業とトマト農家をはじめて、もう30年になります。社会人として2通りの生き方をしてきたわけですが、会社を辞めて時間に縛られなくなったことが、逆に苦しいものなのかと痛感しましたね。自由っていいことばかりではないと思います。
 ハウス栽培をしているトマトは、自分で袋詰めをして、大型スーパーマーケットに納めています。うちのトマトは養液栽培を採用しており、土ではなくロックウールに苗を植えて、溶液を苗床に自動で送り込んでいるという農法です。送り込むタイミングや量などはコンピューターで制御しているほか、トマトの生育には欠かせない朝夕の温度差もコンピューターでしっかり管理しています。受粉は『セイヨウオオマルハナバチ』が頑張ってくれているんですよ。




オーナー様が栽培した出荷前のトマト。小ぶりな「フルティカトマト」は、ぎゅっと味が凝縮されており、何もつけなくても口いっぱいに甘みとほのかな酸味が広がります。




トマトの茎がびっしりと並ぶハウス内の様子。受粉をしてくれる『セイヨウオオマルハナバチ』に影響があるので、農薬は使っていないとのこと。



エリアや物件に合った対策や提案を。

 「私が賃貸業を引き継いでほどなくてして、RC造の学生向けマンションを建てました。当時は木造でないのがめずらしく、『学生向けにRC造なんて!壊すときも大変では?』と驚かれたこともありましたが、結果的には木造物件のほうが苦戦することになったようです。
 少子高齢化や大学の都心回帰などで、この辺りでは神奈川大学や青山学院大学のキャンパスが閉鎖になりました。学生向けのアパートを所有している大家さんは、苦戦を強いられているのではないでしょうか。
 NISHIDAさんは、海老名、厚木、伊勢原、秦野、平塚を管轄している不動産管理会社です。小田急線の本厚木より西は、賃貸経営的に難しくなってきているエリアだと思います。東海大学付近の秦野、平塚エリアは厚木や海老名とは違った対策が必要と感じています。NISHIDAさんには、エリアや物件の特性を個々に見ていただき、オーナーの理念、何を悩み・考えているのか…なども理解した上で提案してもらえたら嬉しいです。
 近所に子供家族が住んでいます。最近は蓄えというよりは、資産を次世代にどうやって引き継ぐかを考えています。(談)」

  • LINEで送る
  • このエントリーをはてなブックマークに追加