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株式会社西田コーポレーションNISHIDA BLOG安定した賃貸経営のキーとなる長期的視野での計画修繕の実施ポイント

安定した賃貸経営のキーとなる長期的視野での計画修繕の実施ポイント

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安定した賃貸経営のキーとなる長期的視野での計画修繕の実施ポイント

安定した賃貸経営のキーとなる長期的視野での計画修繕の実施ポイント

新築時は自然と満室になった物件でも、時間の経過とともに建物や設備が劣化し、募集が難しくなることが一般的です。適切な修繕は安定した賃貸経営だけでなく、入居者の安心と安全にもつながります。多くのオーナー様もこのような認識をお持ちだと思います。また、現在はコロナ禍の影響で入手困難だった建築部材の供給が徐々に回復傾向にあります。この機会に、長期計画修繕の効果や実施ポイントについて再確認してみましょう。


知っておきたい!計画修繕効果

 この数年間、部材の入手が困難となり、思うように修繕が進まなかったという報告も受けてまいりました。そのコロナ禍を乗り越えた令和5年5月8日から、新型コロナウイルス感染症の位置づけが「5類感染症」に移行。徐々に経済活動も復調の兆しが見えてきており、部材の入手についても回復傾向にあります。
 まずは、全国の管理会社を対象に実施したアンケートをもとに、計画修繕の効果はどのようなものかを確認していきましょう。


計画修繕の効果


※「民間賃貸住宅の大規模修繕等に対する意識の向上に関する調査検討報告書」(平成28年3月国土交通省)より作成


計画修繕による好循環


計画修繕によって、賃貸経営、収入が安定し、長期的な計画修繕の実施が可能に!


修繕とともに、時代に合った設備に変更することで、家賃アップにつながった事例もあります。


計画的な修繕は、住宅性能の維持、高い入居率、競争力のアップなどの効果が期待できます。賃貸経営を安定させるためには、適切な修繕を実施し、空室解消へつなげましょう。
なお、今号の「満室成功事例(ページ下段)」では、「★長期的経営で、建て替える場合より高い利益が見込める」(一例となるケース)を掲載しています。あわせてご確認ください。


修繕時期や費用のイメージ

木造10戸の場合(1DK〜2DK)




RC造20戸の場合(1DK〜2DK)




※上記のイメージは、(公財)日本賃貸住宅管理協会「賃貸住宅版長期修繕計画案作成マニュアル(改訂版)」等を参考に作成したものです。物件によって、具体的な時期は異なります。


もちろん30年目以降も修繕は必要です。また、上記はあくまでも目安です。物件によっても時期や費用は変わってきます。よって、適切に実施できるよう、経験や知識が豊富な管理会社などに相談したうえで進めると安心でしょう。


※金額はあくまでも目安となり、計画的な修繕をしていない場合や、物件の状態、工事の工法、部材の高騰により変わってきます。


定期的な点検を繰り返し修繕を実施することが大事



修繕工事の完了は新たなスタート地点に立ったということ。日ごろから点検を繰り返しておくと、不具合や毀損・破損部分に早めに気付けるため、大事になる前に取り急ぎの対処ができます。少しずつ手入れをすることで、大きなダメージを回避できるので、結果的に修繕費用が抑えられる可能性が高くなります。


いずれ売却、相続するかもしれない未来への心構え

相続分割など分配する現金が必要になった」、「物件を維持できなくなった」、賃貸住宅を売却する理由は主に、この2つ。売却することになった場合、修繕がしっかりとされていない物件や長期修繕計画がなされていない物件は、なかなか買い手がつきません。売却する可能性も見据えた、長期修繕計画の重要性も認識しておきましょう。



コロナ禍がひと段落し、大学やオフィスに通う人々が戻り始めました。それに連れ入居お問合せ数もほぼ平常時並に回復し、空室解消の好機が巡って参りました。最近のお部屋探しの主流はインターネットで、条件で絞って検索した物件を画面上で比較検討し、最も魅力ある物件がお問合せに進むというのが主流です。築年数が長くても、リフォーム直後であったり最新の設備を充実させたりすれば、その競争に勝つ可能性が上がります。また、最近のように地震や悪天候が続くと、入居者様のご不安が募ったり、実際に見えない部分で損壊が進んでいたりします。私達はオーナー様の大切な財産を、少しでも長く良い状態で存続させたいと願っております。建築部材の確保がスムーズになってきた今が良いタイミングです。お持ちの物件の現状調査やご相談は無料で承ります。どうぞお気軽にお問い合わせください。


●この記事のお問合せは、賃貸営業部 賃貸課 TEL:046-224-8686

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