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海老名駅東口が変わる! これからの土地区画整備事業を徹底解説

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海老名駅東口が変わる! これからの土地区画整備事業を徹底解説

海老名駅周辺の開発の状況

海老名市では過去に「海老名駅西口地区」(ららぽーと周辺)、「運動公園周辺地区」(海老名運動公園周辺)などの土地区画整備事業を行いました。今回ご紹介する東口の主な開発エリアは、海老名市役所周辺地区。市役所や海老名総合病院、警察署、消防署などが集積している一帯の周辺が対象となっています。海老名市の概要を含め、今後どのように変わっていくのか、お伝えしていきましょう。




2002年4月 VINAWALK竣工
2015年10月 ららぽーと竣工
2017年11月 VINATERRACE竣工
2019年10月 リーフィアタワー海老名アクロスコート竣工
2019年 相鉄線が新横浜経由で東急東横線・目黒線に直通
2020年10月 リーフィアタワー海老名ブリスコート竣工
2022年1月 VINAOFFICE竣工
2022年4月 VINAPERCH竣工
2023年3月 相鉄線が東急との相互直通運転を開始
2024年3月 県道46号線からの市道61号線整備完了


ここ10年で開発されてきた海老名駅周辺の状況
海老名駅は、相鉄本線、小田急小田原線、そしてJR相模線が乗り入れる、海老名市の中心的な駅です。ららぽーと海老名が2015年に竣工して以来、高層マンションやオフィス、テナントビルが次々と建設されてきました。さらに、相鉄線が東急線やJR線との相互乗り入れを開始したことで、都心へのアクセスが向上し、平日は人の流れが多い地域となりました。昨年、小田急電鉄株式会社が本社機能を分割し、海老名本社が誕生するなど、企業の注目度も高まっています。また、東名高速道路のインターチェンジがあり、物流面でも理想的な立地条件です。一方で、のどかな雰囲気を残す街としても知られ、住みたいランキングでも上位に位置しています。しかし、駅周辺での住宅供給が少なく、需要と供給のバランスがまだ整っていない状況です。今後の海老名の開発については、以下で紹介します。


市街化区域へと変更
「海老名市都市マスタープラン」を掲げ、街づくりに尽力。今後の開発による活性化に期待!


このエリアは新たに市街化区域へと区域区分が変更され、令和6年6月より順次工事が進んでいく予定です。
※プラン・工事予定は、令和六年三月末時点の情報であり、今後、変更となる場合がございます。



A地区:区画整理事業による新市街地の形成


面積は約6.6㌶で、「商業街区」「公園街区」「共同住宅街区」「戸建街区」に分かれて行われることになっており、スーパーと分譲マンション、戸建て向けの分譲地、公園などができる予定です。西田でもすでに集合住宅の建築の情報をキャッチしており、需要があるのに住宅が少なかった海老名がさらに人の賑わいにあふれる期待が持てます。


B・C・D地区:海老名駅周辺から連なる住・業・商複合ゾーンと医療施設・中心市街地の機能補完・拡充

面積は約11.4㌶。事業主体は民間の開発業者で、海老名駅からの連続性を活かした商業施設や住宅地、医療・福祉系施設などが整備されていきます。


E地区:公共公益施設の機能集積

面積は約12.5㌶、市役所や消防署などでの土地活用が進んでいるため事業の実施が困難な状態。良好な市街地環境の整備や保全を図っていくことになります。
※面積には、道路、水路、鉄道等の約8.9㌶は含まれません。







今後、建築が期待されるのは集合住宅とロードサイドのテナント、市役所を中心とした公共施設や病院、クリニックといった医療施設が充実していくと予想されます。また、海老名は相模川が近いため防災施設といったものも候補として上がっているでしょう。このような開発は都市部でも見られ、例えば、武蔵小杉といった川に近いターミナル駅が再開発され人気の駅となりました。
商業施設の建築にあわせて道路の改修工事も行われています。最近ではららぽーとから県道46号へと続く直線道路が広く整備されたことで少しアクセスがしやすくなりました。ただし、海老名駅周辺は、土日や平日の夕方に踏切周辺や橋周辺の交通の渋滞が起こりやすく、ここに集合住宅が加わるとさらに人が増え、課題も見えてきます。行政はその点も踏まえていると思いますので、今後はそういった視点からも情報をお伝えしていきます。本厚木と海老名を中心とした県央エリアの活性化が今後、期待できるでしょう。
※今回の区域変更は、行政からの告知の範囲です。その他の土地は地権者様の所有であり、必ずしも行政の計画を反映しているわけではありません。あらかじめご了承ください。



これまでは駅周辺が市街化調整区域だったため、田んぼや畑が広がるエリアとなっていました。今回、市街化区域に編入した所から開発が進むことになります。前回の本厚木駅周辺の再開発記事でもお伝えしましたが、新しい居住者を見込んだ出店なども期待できます。常にアンテナをはりながら、オーナー様とテナントをつないでいく所存です。

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