ブログ

NISHIDA
BLOG
株式会社西田コーポレーションNISHIDA BLOG万博と社員旅行とコロナと

万博と社員旅行とコロナと

  • LINEで送る
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
万博と社員旅行とコロナと

 暦は10月へと移ってきました。
 10月というと、野では彼岸花が咲き並び、山ではススキが揺れ栗や柿が生って…というイメージですが、まだまだ夏日が続いて汗をかきつつの秋となっています。
 そんななか先月当社では、久しぶりの社員旅行を行いました。
 新型コロナウイルスの蔓延以来すっかり忘れられてしまった感のある催しですが、社員会が中心になって企画立案を行い実施にこぎつけました。



暑い大阪の熱い熱気

 訪れたのは、大阪・関西万博を開催していて現在もっとも活気のある街、大阪です。
 業務に支障のないように社内スタッフを2班に分け、中1日をおいて出発。新幹線で移動し、2泊3日で大阪のホテルに宿泊しての旅です。
 1日は万博会場に足を運び、夜には昔ながらの飲み会をして翌日は自由行動です。通天閣、道頓堀に大阪城と当地の見どころにそれぞれ足を延ばしたようですが、ちょうど阪神タイガースがリーグ優勝を決めた日とバッティングした班があって、大阪は独特の熱気に包まれており、大阪人の興奮を肌で感じていい思い出になった人もいたようでした。



行った並んだ疲れたの万博

 私自身は3日間の休みをとることができず、しかしながら飲み会には出たいと考えて厚木と大阪を2往復することになりました。
 万博にも1日だけ足を運びましたが、暑さと人の多さで大変な目に遭いました。事前にチケットを取って日本館だけは見ることができましたが、万博つまり万国博覧会というからにはいくつかの国のパビリオンを訪れてこその催しだと思われるのですが、あまりの混雑ぶりにそんなことができるわけもありません。
 前評判の振るわなさに比べて予想外の入場者が来場しているために、今回の万博は大成功だと言われているようですが、レストランでもトイレでも待ちに待たされ、お国のあれこれをPRするパビリオンにもなかなか入れないという現実では、この万博は本当に成功していると言えるのだろうかと首をかしげてしまいました。
 シンボルとなる大屋根リングだけは自由に登れるうえに想像を超える大きさで、そこに立ってみてやっと感動を覚えました。こんな巨大な構造物を木材だけでよく作ったものだと驚き、日本の建築技術のレベルに感服しました。
 混雑のなかで忘れていた不動産業に関わる身としての自覚を呼び覚まされ、わざわざ来て良かったと心底思いました。



最大の収穫、一体感

 社員会そのものは大変に有意義なものでした。
 ともに遠方に出かけ親しくお酒を飲んだり食事をしたりするなかで、それぞれが仲良くなり、企業としての一体感を深めることができました。
 普段見る姿とは異なる一面を見せてくれた人、家族とともに参加して家庭人としての表情をのぞかせてくれた人、細やかな気遣いで仲間のために尽くしてくれた人…。こういう発見こそが社員旅行の良さで、近年、時代にそぐわないということで実施されることが減ってしまった社員旅行ですが、その効果は絶大なものがあると確信して帰ってきました。



日本のいまの元気の素

 ところが、厚木に戻ってきてしばらくすると咳が続き微熱が出てきて、病院を受診するとコロナウイルスに罹患しているとのこと。人生3回目のコロナ感染に、なるべく周りに迷惑はかけないようにと、ひそやかな生活に突入しました。
 しかしながら、5年前の蔓延のときとはまったく状況が変わってきています。症状が軽いために、マスクをつけてパソコンに向かって仕事をしているような状況です。
 とはいえ家人は私の罹患が迷惑な様子で、1人寂しく食事をし、別々の部屋でくつろぎ、深夜にこっそりお風呂に入る日々が続いています。
 そんな私の朝の活力は、ドジャーズの大谷選手です。ニュースを見てはその活躍に小躍りし、見ているだけなのに勇気と元気を分けてもらって、コロナなどには負けてられないぞと気合を入れて1日をスタートします。

 

  • LINEで送る
  • このエントリーをはてなブックマークに追加