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相続税申告漏れの定番「名義預金」

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相続税申告漏れの定番「名義預金」

 国税当局が2023事業年度に実施した相続税の実地調査8556件のうち、申告漏れ件数は7200件に上ります。申告漏れ財産の代表格には口座名義人と実際の所有者が異なる「名義預金」が挙げられます。被相続人が生前に通帳を管理し、入出金をしていれのであれば、たとえ家族名義の口座でも名義預金と認定され、相続税の課税対象になります。税務調査でも、多くの相続人が名義預金を指摘され追徴課税を受けています。国税当局が近年監視を強めているのが、海外財産だそうです。155の国、地域と結んだ租税条約に基づき、情報を取り寄せているようです。相続人が把握していない相続財産が海外にあることも考えられる場合は確実に確認しましょう。


岡 実 税理士プロフィール

岡税務会計事務所 所長

税理士登録  昭和58年3月
所属  東京税理士会 蒲田支部
TEL  03-3735-3820
E-mail  info@oka.zei-mu.com

 

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