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NISHIDA
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新しい風が吹いてきた

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新しい風が吹いてきた

 めっきり冷え込む朝晩を時折迎えるようになってきて、暦は11月。別名、霜月と呼ばれる冬の入口の頃となってきました。
 ちまたではインフルエンザにかかる人が増えてきて、帯状疱疹もにわかに流行中と、9月に3度目の新型コロナウイルスに罹患した身としては戦々恐々としています。
 しかしながら、国の政治という面では新しい風が吹き始めて、なんだか久しぶりの高揚感に包まれているところです。



70年目の変革

 新しい風というのは、いわずと知れた新しい首相が誕生し新政権が発足したことなのですが、首相は初の女性の自民党総裁ということで、これにはやはり驚いてしまいました。
 自民党というのは、これはもう歴史ある政党です。常に政権を掌握しともすれば油断が過ぎて、国民をないがしろにした不都合な事件を起こしてしまう政党です。さらに、いつまでも派閥が力を持ち、古い体質からどうしても抜け出すことができず、国民が愛想を尽かすのも当然といった感じでした。
 その自民党が結党70年の節目で、とうとう女性を党首に選んだのです。



「強い経済」に高まる期待

 思い返せば、高市総裁が選ばれてから首相に任命されるまでは、目が回るほどのめくるめく展開でした。
 長年連立を組んできた公明党が連立を解消した際には、どうなるのだろうと思ったものです。やがて野党共闘の話が出てきて、これはもしかしたらと思ったところで日本維新の会が登場して、あっさりと連立政権成立。なかなかドラマチックな展開でした。
 こうして誕生した新政権ですが、高市首相を中心に外務、財務、総務、防衛の各大臣がとても腑に落ちる布陣で、まさに適材適所という顔ぶれでした。
 さらに、首相の所信表明演説も「強い経済」を前面に打ち出したうえに、内容のしっかりした戦略的なもので、これは期待できるぞとの印象を強くしました。



トップ同士の新しい風景

 私の印象を裏付けるかのように日経平均株価はうなぎのぼりに上がって、とうとう5万円を突破。これはすごいことです。
 株価はそのときの気分や将来への期待を反映すると言われますが、国全体が新政権に期待していることがわかります。
 首相就任後すぐのトランプ大統領との会見では、国の代表として女性が隣に立つ真新しさをつくづくと感じました。時代が大きく変わってきていることを実感した瞬間でした。

もう一度成長期のように

 新首相、新政権にはぜひがんばってもらいたいと思います。
 物価高にオーバーツーリズム、相変わらずの関税問題と課題が山積みの現在。それでも、元気のいい日本を取り戻してほしいと切に願っています。
 それと息を合わせるように、われわれのビジネスも困難を乗り越えて大きく飛躍できたらと思っています。
 もう一度、新しい気分で成長期のように一心に仕事に邁進していきたい。数多くの難事が立ちふさがる今だからこそ、ファイトを出して頑張っていきたいと思います。
 新しい時代に乾杯。これでは、ビール会社のキャッチコピーですね。

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