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賃貸満室成功事例#28

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賃貸満室成功事例#28



最小投資で最大効果を実現した満室成功事例


状況

1981年築、駅からバスで26分という立地条件。リーシングにおいて有利とはいえず、これまでは退去のたびに原状回復を行ってきました。しかし「元に戻す」だけの対応では、現代の入居者ニーズに十分応えられず、空室が長期化する可能性を抱えていました。築年数や駅距離が、選ばれにくさにつながっていたのです。

対応

そこで実施したのは、大規模なリノベーションではなく、入居者が内見時に確認するポイントに絞った設備投資です。導入したのは、TVモニター付きインターホンと温水洗浄便座、インターネット無料。防犯性への安心感と、今や「付いていて当然」とされる快適性を整え、築年数による印象を和らげました。内見時の第一印象を意識し「安心して暮らせる」と感じてもらえる状態づくりを重視しました。大きく変えるのではなく、“外せない設備”と法人契約(外国籍従業員可)を押さえること。費用を抑え物件の印象を底上げし、生活を前向きに描ける室内へ整えました。


「いくらかけるか」より「どこにかけるか」の投資判断

成功の鍵は、すべてを変えるのではなく、「選ばれる決め手」に絞って投資を行ったことにあります。築年数や立地を理由に諦めるのではなく、ターゲット層のニーズを見極め、最小限の投資で最大限の効果を引き出す。戦略的な原状回復により、全8戸の満室を実現しました。物件の価値は条件だけで決まるのではなく、工夫次第で再定義できることを示した事例といえるでしょう。重要なのは、「いくらかけるか」より「どこにかけるか」の投資判断です。投資効率を意識した意思決定が、安定経営を支えます。





値下げしない選択が収益を変える成功事例



状況

厚木市三田エリアにある2階建て賃貸物件。周辺は学生と企業勤務者の需要がある一方、募集条件は周辺相場に合わせる傾向が強く、空室対策として「賃料を下げる」判断が一般的でした。本物件においても従来の考え方であれば減額による早期成約を優先する判断が想定される状況でした。しかし、収益性や物件価値の維持を踏まえると、中長期的な収益の観点から見ても単純な値下げには課題がある状況でした。


対応

周辺相場に合わせるのではなく、大学や周辺企業の動向から需要を再分析。学生・社会人それぞれのニーズに合わせ、訴求内容を見直しました。具体的には、10帖の居室やコンビニ・スーパーが近い利便性の高い立地に加え、陽当りの良さや1階でもバルコニー付きである点、ネット無料、独立洗面台など、同賃料帯の中で優位性のあるポイントを訴求。これらを踏まえ募集条件を見直し、需要とのバランスの中で、あえて賃料を1,000円引き上げて募集を実施しました。価格ではなく価値で選ばれる状態を目指したリーシングを行いました。






相場に左右されない賃料設定が、収益を伸ばす

賃料設定は周辺相場に追随するだけでなく、そのエリアにどのような入居者層が存在し、どのような条件に価値を感じるのかを把握することが重要です。ターゲットのニーズに即した訴求と条件設定を行うことで、賃料アップであっても選ばれる可能性は十分にあります。結果として、収益性の向上と物件価値の維持・向上の両立につながります。さらに、こうした取り組みを継続することで、価格競争に依存しない安定した賃貸経営の実現にも寄与します。短期的な空室対策にとどまらない、戦略的な判断が収益の差を生みます。

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