弁護士による成年後見人制度
弁護士による成年後見人制度
成年後見制度とは、認知症の方や知的障害のある方など判断能力の不十分な方々を保護するための制度です。
例えば、判断能力が不十分な方を、悪徳商法により不当な契約をさせられることから保護したり、財産を親族などにより勝手に処分されることから保護したりすることができます。
この成年後見人には、本人の親族が就任するケースもあれば、弁護士や司法書士などの専門家・専門職が就任するケースも数多くあります。このような専門職が就任しても、預かった財産の使い込みなどの事件がないとは言えません。
そこで、弁護士会でも、このような不祥事に対し弁護士成年後見人信用保証制度を今年発足させました。
弁護士成年後見人1人あたり3,000万円が上限ですが、少しでも被害が補償されれば救われる方もおられるかと思います。
勿論、億を超える財産を管理することもありますので、十分とは言えませんが、そのような制度があることをお知らせします。
裁判所の後見人に対する監督は年々厳しくなり、また、弁護士会の研修も毎年2回受けており、制度の信用性を高めております。
この高齢化の時代になくてはならない弁護士後見制度ですから、安心してご利用いただければと思います。
山本弁護士プロフィール
山本安志法律事務所所長(所属弁護士=3名)
弁護士歴 | 45年 |
年齢 | 69歳 |
簡易裁判所調停員 | |
相続アドバイザー | |
趣味 | 風景写真 山登り マラソン |
TEL | 045-662-6302 |
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