ブログ

NISHIDA
BLOG
株式会社西田コーポレーションNISHIDA BLOG法定後見人と任意後見人の仕事は、ほとんど同じです

法定後見人と任意後見人の仕事は、ほとんど同じです

  • LINEで送る
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
法定後見人と任意後見人の仕事は、ほとんど同じです

法定後見人は、4親等の親族らから申立で裁判所が選任すること、任意後見人は予め被後見人が任意後見人を選任できることに大きな違いはありますが、その仕事は、ほとんど同じです。
まず、家で、要介護5の人の介護をするか、施設に入ってもらっても2~3ヶ月おきに面会を続けます。身上監護といいます。財産管理については、法定後見人は1年に1回、任意後見人は任意後見監督人に3ヶ月ごとに、財産目録、収支計算書、後見の計画を裁判所に提出します。
財産の多い人は、その都度、残高証明などを添えて報告するので、その作業は大変です。財産の少ない人は、収支で破綻しないよう計画を立てるのが大変です。
その他、入出金の記帳、所得税の申告や修繕などの手配もしなければなりません。これら費用が足りなくなったら、自宅の売却もしなければならない場合もあります。これに対する報酬も、月に3~5万円程度です。
あまり、割の合わない仕事ではないかと最近思うようになって、親族後見人としてあまりがんばらず、職業的後見人に任せるのもひとつの方法かと思います。




山本弁護士プロフィール

yamamoto_bengoshi.jpg
山本安志法律事務所所長(所属弁護士=3名)

弁護士歴 46年
年齢 70歳
  簡易裁判所調停員
  相続アドバイザー
趣味 風景写真・山登り・マラソン
TEL 045-662-6302
ホームページ http://www.bengoshi-yamamoto.gr.jp/top.html
  • LINEで送る
  • このエントリーをはてなブックマークに追加