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株式会社西田コーポレーションNISHIDA BLOG障害を抱える方々が、心地よく過ごせる環境を提供していきたい。~オーナー様インタビュー20~

障害を抱える方々が、心地よく過ごせる環境を提供していきたい。~オーナー様インタビュー20~

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障害を抱える方々が、心地よく過ごせる環境を提供していきたい。~オーナー様インタビュー20~

神奈川県内で、障がいを持つ大人や子どものための施設(グループホーム・生活介護・放課後等デイサービス)を運営している「合資会社ハートフルライフ」代表の大塚様に、このような事業を始めるに至った経緯やNISHIDAの施工した生活介護事業所「アッサンブラージュ厚木西」について語っていただきました。



障がいを持つ大人や子ども、またその親たちの切実な問題を目にして、障がい福祉サービス事業へ舵を切りました

 現在、障がい児・者のための施設を厚木市と相模原市に計五ヶ所運営しています。もともと大学では福祉を専門に学んできましたが、卒業後は八王子市と相模原市で進学塾を30年間主催してきました。
 ある時知人の求めに応じて、地域で必要とされていた障がい者のためのヘルパー事業を厚木でスタートさせました。最初の事業所は6畳1間のワンルームアパートで、昼間は福祉、夜は塾と二足の草鞋でした。
 ヘルパー事業を行ううちに障がいを持つ子どもたちとその親が直面している問題に接し、16年ほど前に児童デイサービス(現在の放課後等デイサービス)を厚木に。そして、その後相模原市に数ヶ所開所しました。しかし、成人になってからの住居の問題、学校を卒業してからの就労の問題など、障がい者の直面している問題は数多く、そのため進学塾の経営はすべて社員に譲り、自分は障がい福祉サービスの運営に舵を切りました。
 その後グループホーム・生活介護事業所を開所し、2ヶ所目の生活介護事業所【アッサンブラージュ厚木西】の立ち上げの際、施設の建設を行ったのがNISHIDAさんでした。

アッサンブラージュ厚木西】の外観。芝生の中の枝垂桜が、景観的に非常によいアクセントとなっています。


1人ひとりがゆったりと作業などに取り組めるように、個室も完備しています。



天然木の優しさと温もりに身も心も包まれる、施工担当者のこだわりが息づく建物です

 私たちが見つけた場所は、車の音や人声も無く、聞こえてくるのは風の音、小鳥の鳴き声、草木の葉が揺れる音だけ。ここに障がいを持つ人たちが一日ゆったりと過ごしてもらえる施設を作る事に決めました。NISHIDAさんの担当者は私たちの思いを深く理解してくれて、ほぼ自然木だけの建物を作ってくれました。福祉施設はとかく冷たい印象を感じる場所が多いのですが、ここは木の香りと温もりに優しく包まれ、冬暖かく夏は涼しく、誰もがまるで自然の中にいるような穏やかな気持ちで過ごせる場所になりました。
建築後の現在NISHIDAさんには修理やメンテナスをお願いしていますが、当該施設だけではなく、他の業者が建築した他の施設の修理も全てお願いしています。今後も障がいを持つ方々の問題解決のために努力していくつもりですが、建物については、どんな小さな事でも、お願いすればすぐに駆けつけてくれるNISHIDAさんを頼りにしています。(談)


壁をはじめ、建物全体に使われている無垢の板には、節目のないものを選びました。梁を見せた勾配天井には間接照明が灯り、温かみがあります。


床にも天然木を使っていますが、しっかりしていて傷も汚れも付きにくくなっています。木の香りがとても心地よい空間です。


【アッサンブラージュ厚木西】2020年4月オープン時の大塚様

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