ブログ

NISHIDA
BLOG

逆風のなかの跳躍

  • LINEで送る
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
逆風のなかの跳躍

 あけましておめでとうございます。
 コロナ禍の収束はまだまだ叶わない新年ですが、今年はなんとか家族と会えたという方も多いことと思います。家族のためにもご自身のためにも良き1年としたいと、誰もが祈念されていることと思います。
 とは言え、我々を取り巻く世の中の空気はどんよりと暗く、一筋縄ではいかない時代が始まったように感じています。



新しい困難の道

 その背景にあるのが、物価高に金利上昇の見込み、人材不足などの負の要素です。さらに世界に視野を広げると、激しさを増す米中の対立と、いつ終わるとも知れないウクライナでの戦争などが、不安材料として世界経済に大きくのしかかっています。
 金利の上昇は我々不動産業界にとってはまったくの逆風で、不動産がなかなか売れない、動かないという困った状況が危惧されています。
 一方で物価高による買い控え、借り控えなどのリスクも大きな陰となり、我々に襲いかかってきます。
 まったくもって前途多難、五里霧中というところだと思います。



原点を見つめ直す

 さて、そのような向かい風のなかで、我々はどのように歩を進めていけばいいのか。どこに方向を定めれば、成長への道を歩むことができるのか。
 これをテーマに昨年末より全社で考え抜いた結果、やはり原点に今いちど立ち戻ろうという結論に至りました。
 文字で書くと、いつもの代わり映えしない方針ではないかという気がしますが、突き詰めるとやはりこれが一番力強く着実で、お客様のためになる道だということになります。
 原点というのは我々の場合、地域密着型の企業として地域の皆様のお役に立てるよう、また不動産に関するお客様のあらゆるニーズに応えられるように、力を結束して深化していくことです。
 地域の不動産に関するあらゆる問題を解決していく、お客様にとってのワンストップトータル企業としての道を極めていくことです。
 そのための土台となるのが、今まで培ってきたノウハウや、お客様から寄せられている信頼であろうかと思っています。



力を結束して跳躍する

 困難な時代は、淘汰を経て優秀な者がより力をつけていく時代であるとも言えます。
 誰もが厳しく、どの企業も試行錯誤を余儀なくされるなかで、我々ならなんとか乗り切っていける、力を結束して皆様と共に果実を得ていくことができるのではないかという自信と期待が私の胸を満たしています。
 その意味で、決して明るくはない社会展望を前に、心のなかは希望で膨らんでいるような次第です。
 厳しさのなかでスタッフと共に切磋琢磨し、良き1年となるよう地域の皆様と努力していきたい...ウサギの跳躍がごとく軽やかに心弾む今年の初めです。

  • LINEで送る
  • このエントリーをはてなブックマークに追加