歴史を礎に進化する都市力 新庁舎整備と地価動向展望

本厚木は、交通の要衝として発展を重ねながら、商業・業務機能を集積してきた県央の中核都市です。長年にわたり築かれてきた都市基盤は、いま新庁舎整備という新たな転機を迎えています。本特集では、歴史年表でその軌跡を振り返るとともに、行政拠点の再整備と周辺都市との公示価格比較を通じて、本厚木の都市力と将来性を読み解きます。
本厚木駅前エリアの価値は、数字が証明している

本厚木駅前エリアは、路線価・公示地価ともに厚木市内で最も高い水準を示しており、近年は継続して上昇しています。 公的価格の推移からも、駅前立地の希少性と安定した需要がうかがえます。不動産市場は景気や金利動向の影響を受けますが、立地条件の優れた資産は、長期的にその価値を維持・向上させていく傾向があります。 本厚木駅前エリアの動向は、今後の資産戦略を考えるうえで重要な指標といえるでしょう。
県央主要エリア比較で最も高い地価水準を示す本厚木駅前
現在建築が進む複合施設「あつめき」は、令和10年1月の開館を予定しています。図書館やプラネタリウム、市庁舎、消防本部などの機能が集約される計画です。
厚木・海老名・伊勢原の各市で最も高い地点の地価を比較すると、本厚木駅前は県央エリアで最も高い水準を示しています。坪単価では海老名市の最高地点を100万円以上上回り、交通利便性や商業施設の集中度も高く、居住・投資の双方で需要が高い状況です。 海老名駅周辺では売り物件が限られ、供給の希少性が価格を支えています。伊勢原市はやや地価水準が抑えられるものの、自然や住環境の良さが価値を保っています。 立地や供給状況により市場の特徴は異なりますが、公的価格からも本厚木駅前が県央エリアの中心であることがうかがえます。再開発の動きもあり、今後も安定的な価値が期待され、駅周辺エリアは引き続き注目すべきポイントと言えるでしょう。
新庁舎の建設が進み、来庁者動線の変化により駅周辺の人流や商業需要への影響が注目されている。地域全体の利便性向上とエリア活性化が、完成後の街の賑わいにつながると見込まれている。


