不動産賃貸の戦後最大の危機
不動産賃貸の戦後最大の危機
コロナ禍は不動産賃貸に大きな災いを巻き起こしています。戦後最大の危機 といえるでしょう。
まず、借主は勤務先から給料を払ってもらえない、事業者は倒産の危機を抱え、賃料を払えない借主が大量に生じてきます。貸主も賃料を払ってもらえないためにローンが払えなくなる方も多くなるかと思います。
では、貸主が賃料の払えない借主にどんどん明け渡しを求めても、その費用も大変ですし、明け渡しを受けても次の賃借人を探すのは大変かと思います。
従来のように、3ヶ月滞納したからすぐ明け渡し請求ができるかというと、その裁判は簡単ではないと思います。
欧米などでは家賃保証やローンの減免などの法整備しているようですが、日本政府も、やっと取り組んでくれる動きが出てきました。でも十分な保障を得られるかはわかりません。自分の身は自分で守らなければなりません。
その際に、賃貸借契約の信頼関係が重要になってきます。賃貸人と賃借人とは、親子の縁と言われたことがあります。その精神のもと、賃貸人と賃借人との話し合いで、この難局を乗り越えることが必要かと思います。
山本弁護士プロフィール
山本安志法律事務所所長(所属弁護士=3名)
弁護士歴 | 45年 |
年齢 | 69歳 |
簡易裁判所調停員 | |
相続アドバイザー | |
趣味 | 風景写真 山登り マラソン |
TEL | 045-662-6302 |
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