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NISHIDA
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10年後へのトライ

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10年後へのトライ

 新型コロナウイルス拡大による行動規制がないゴールデンウイークが、3年ぶりにやってきました。空港にJRの駅、高速道路がかつてのような人また人、車また車の姿を見せて、久しぶりの光景だなあとの思いを抱いています。
 とはいえ、どこに行くにもまだ皆がマスク姿で、やはりまだ恐る恐るの連休。加えてウクライナ侵攻や上海のロックダウン、急激な円安などが社会や産業に大きな影を落として、5月の涼風もなんとなく虚ろに感じられる今年となっています。
 そんななか、当社では本年度入社のフレッシュマンたちに辞令が降りる日が近づいています。一体どこの部署に配属されるのだろうと、ドキドキソワソワしている様子が目に浮かぶようです。



45年目の看板掛け替え

 そうして、新入社員の彼らに負けないくらい、今年は我々もドキドキソワソワの5月を迎えています。今月中旬に大変大きな変革が、日の目を見ることになるからです。
 創業以来45年にわたり、神奈川県内に5ヶ所ある賃貸住宅営業店舗で大きく「西田コーポレーション」の名前を掲げて営業活動を行ってきた当社ですが、看板を掛け替えて業務を行うこととなりました。
 全国規模の賃貸住宅フランチャイズチェーンと契約を結び、全店舗が「いい部屋ネット」の営業店として生まれ変わることになったのです。
 これは大きな変革で、果たして昔からのオーナー様に受け入れていただけるのか、入居者様に認知していただけるのか、やはり不安を抱えながらのスタートとなります。



ネットの海で広く網を張る

 なにしろ、当社の名前が営業店舗の看板からほとんど姿を消し、代わりに「いい部屋ネット」の大きな文字が店頭に踊ることになるのですから、関係各位の驚きたるや想像するに余りあります。 しかも、当社のトレードマークだったブルーの看板の帯が、今度は赤に変更されるのですから、衝撃は大きいはずです。
 そんなリスクを冒してまでフランチャイジー化を実施するに至ったのは、一にも二にも集客力をさらに向上させるためです。
 これまで地元厚木の地域貢献を旗印に邁進し、地域のトップ企業として躍進してきた当社ですが、新型コロナウイルスの影響も後押ししてインターネットによる集客が主流となってくるなかで、より広くよりわかりやすく営業店をアピールしていくために、「いい部屋ネット」の看板を採用する運びになったわけです。
 これまでもネット社会の拡充に対応すべく様々なアプローチによる集客活動を展開してきた当社ですが、やはり基本的には地に足を着けた活動の域を超えませんでした。それを、お客様の獲得だけは広く外洋に出て大きく網を張る漁法に代えていくようにするわけです。



変わらぬ思いとモットーと

 とはいえ、企業の中身が変わってしまうわけではありません。
 西田コーポレーションとして培ってきたノウハウや実績、信頼をそのまま引き継ぎながら、全国規模の営業店名でさらなる躍進を図る。これからの5年先、10年先を考え抜いた挙句の決断です。
 各オーナー様にはフランチャイジー化採用のいきさつやそのメリットについて、一対一での丁寧な説明を行うことを心掛けたつもりですが、やはり新しい試みに不安や疑問を持たれる方も多いものと思います。
 すべてはオーナー様に還元し、地域躍進の一翼となれるはず...との思いを胸に、新しい門出を行う5月となります。
 もっと地域や、地域の皆様方のためになるように努力するという、創業以来の変わらぬ思いを抱きながら、新しい世界にチャレンジしトライする2022年です。どうぞ温かくご支援をいただければと思っています。

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