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NISHIDA
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自分らしさと働きやすさ

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自分らしさと働きやすさ

 今年も雨のシーズンが近づいてきて、そうなるとそろそろ1年の折り返し地点ということになります。ついこの間新年を祝ったのに、時の流れは速いものです。
 そんななか我社では、産休を取っていたスタッフが3名立て続けに復帰してくれました。
 子育てが大変ななかで会社に戻ってきてくれるのはとても嬉しいことです。出産という女性しか成し得ない大変な仕事へ対する尊敬の念もあって、思わず目を細めてしまいました。
 そうして、ある人は元の部署に復帰して、ブランクをものともせずテキパキと仕事をこなしてくれています。今までに蓄積してきたノウハウにブランクは関係無かったようで、やっぱりこの人の存在は大きいなと、改めて感じ入りました。
 産休に伴う人事変更でいろいろと苦労するところもありますが、「とにかく戻ってきてくれた」、「またここで働きたいと思ってくれた」、その気持ちや決断は尊く、企業を支える仲間として大事にしていきたいという気持ちと共に、長く働いてくれているスタッフは、本当に会社の財産だとの認識を新たにしました。



人生と両立させながら働く

 意外に思われる方も多いかもしれませんが、当社は子育て中の女性が多く活躍している会社です。
 フルタイムできっちりと仕事をするという方、子育てを優先して定時帰宅で働くという方、時短で働きたいという方。様々な希望に応じて仕事を振り分け、足りないところを皆で補いながら力を合わせて業務に取り組んでいるつもりです。それぞれの人生のなかで働き方を変えながら、長く活躍していただければと思っています。
 その意味で当社に在籍している30代の女性管理職のスタッフは、我社における女性の働き方のパイオニア的存在になっています。
 結婚後も仕事を続け、子どもができると休職し、職場復帰してもしばらくは時短で業務を行いながらキャリアを積み、子どもが就学年齢に達すると再びバリバリと働き始めて、当社初の女性管理職となりました。
 この人の存在が指標となって、後輩の女性スタッフもやればできる、家族を大切にしたうえで躍進できると学ぶようです。
 現在、幅広い年代の様々な状況にある女性スタッフ達に、それぞれのやり方で働いていただいております。



生き生きと活躍できること

 私が若かった頃は、男性は仕事、女性は家庭に入って子育てと役割が決まっていました。
 いまは多様性の時代で、自分らしさを大切に、思うままに人生を作りあげていく時代です。
 当社でも、男性で産休を取るスタッフが出てきて、時代の変遷に感心するとともに、まさに男女が同等の地位を築く時代に入ったのだなと改めて思いました。
 結婚、出産、子育て、病気、介護…人生のなかの様々なステージで、重荷を感じることなく、その人らしく生きていくことがなにより大切なのだと考えます。
 我々にできることは限られていますが、誰もが自分らしく働けて、確かなやり甲斐を感じられ、さらに少しずつ経験が蓄積されていくことにより個人も企業も成長できてゆく。そんな会社を目指して努力していきたいと思います。

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